雑談過去ログ61 (2004年07月)

目次



2004-07-31 マンドリン@「燃えよ!カンフー」

 先週22日深夜放送の「燃えよ!カンフー」(@日テレ)は子役時代のジョディ・フォスターがゲスト出演している第10エピソード「Alethea」。ジョディはむろん美少女なのだが、カメラマンが発奮したのか逆光やあおりを多用する撮影で大層綺麗に撮れていた。眼福眼福。

マンドリン@「燃えよ!カンフー」

 右の落書きはジョディが劇中で弾いていたマンドリン。ボディの輪郭はギターと琵琶が混ざったような形で、ボディの裏側はギターやウクレレのように平らであった。駒の前(左右)にバイオリンのような字孔あり。ネックの先の糸巻きの辺りはどうなっているのかよくわからんかった。

 冒頭、主人公と少女アリシアの出会いのシーンではピックを使ったトレモロ奏法で「おっ、この娘楽器もいけるのか?」と思わされたのだが、劇中2度目の演奏シーンでは拙い爪弾き(&歌)であった。まあ、ジョディの生歌&生演奏なんだから上手くなくても全然オッケーなんだけどね。

 この第10エピソードについて00年12月の雑談で書いた内容の間違いを確認できたのだが、訂正追記は後日入れることにする。たぶん、先に、今週29日放送の第11エピソード「Chains」についての雑談をアップすることになる。(念のためウラ取り中)

 (この項8月01日アップロード)


2004-07-21 抜歯後の激しい運動 /起床時の歯磨き異説

 先日歯医者で抜歯してもらった後、窓口で鎮痛剤を受け取る時に歯科助手のおねえさんから「今日はお酒、お風呂、血行がよくなるような激しい運動はしないようにしてください」との注意事項の申し渡しがあった。あれこれ思い煩っていた親知らずの処置があっという間に完了してしまった驚きと喜びでちょいとハイになっていた私は「血行のよくなる激しい運動とはなんのことかな、お嬢ちゃん?」と尋ねてみたくなりじっとおねえさんの目を見詰めて、……我慢した。まだ後がある。この歯科医院にはこれからもお世話になる。軽率な行動はできない。

*  *  *

 糸井重里が歯磨きについて書いている。

・昨日でかけた『婦人公論井戸端会議』は、
歯をテーマにした回でした。
目からうろこの連続でしたよ。
たとえば、朝起きたら、
朝食を食べるより前に歯を磨くべき、
だということとか、知ってましたか?
寝ている間に口の中に繁殖した細菌を、
飲み込まないように、歯磨きして排出するのだそうです。
朝食の食べカスを掃除するということよりも、
夜中の細菌を吐き出すことが重要だったんですね。

出典:ほぼ日刊イトイ新聞 -サイシン2004-07-21-WED

 朝起きたらすぐ歯を磨いたほうがいいというのはもちろん正しい健康法だろうが、しかし「繁殖した細菌を飲み込まないように」という理由説明は微妙に間違っている(専門家の解説を不正確に紹介している)ような気がする。そりゃまあ細菌は飲み込まないほうがいいだろうけど飲んだって胃液が退治しちゃうから問題にはならないような。起床時の歯磨きの目的は「細菌を飲み込まないようにすること」ではなく、細菌を口腔から除去して「歯茎等への悪影響を防ぐこと」なんじゃないのかしらん。

 歯槽膿漏の宣告を受けてからいろいろネットで情報収集した。虫歯や歯周病の予防に関しては唾液の働きを強調しているページが多かった。「最高の歯磨き剤は唾液」とか、ガムを噛むと唾液の分泌が促されるので歯の健康に良いとか、食事を抜くと唾液の分泌が減り、口内pHが下がって歯垢が出来やすい状態になる(*)とか。

 唾液で細菌を洗い流すようにしていれば虫歯や歯周病になりにくいってのはつまりは細菌を「どんどん飲み込んじゃえばいい」ってことだわな。歯の健康に関するページでは、口内で繁殖した細菌を飲み込むことの悪影響なんて問題にしていない。

 糸井ダーリンが聞いてきた話というのは、歯ではなく全身の健康状態に関わる学説なんだろうか?

(*) 食事抜きダイエットと口内pHの関係については下記ページ参照。

*  *  *

 上で言及したほぼ日刊イトイ新聞 -サイシンの冒頭は、渡辺真理嬢と会って「いつもさみしい?」と問うてみたという話。関連ページを読んでみたのだが私はこの問いの意味がさっぱり理解できなかった。


2004-07-20 暑い(2) /アニメ「お伽草子」

 暑い。東京・大手町で史上最高の39・5度を観測とか、町山智浩アメリカ日記07-16のコメント欄とか。

 あんまり暑いので難しいことは考えられない。犬のように口開けて舌出してハアハアハアハア。

*  *  *

 日テレのアニメ「お伽草子」は初回プロローグの映像処理が斬新でなかなか良かったのだが。今夜が3回目かな? 深夜アニメにはありがちなことだが急に絵が動かなくなった。「GANTZ」@CXほどではないけど。動画だけでなく脚本の質も急に落ちたような。貞光(脇役)のキャラ設定が一貫してないし、「土蜘蛛のアジト」なんて推敲の甘いセリフが出てくるし(平安人がカタカナ語を喋るのはおかしいなんて細かいことは言わんが、それにしたって用法が変、あれはアジトではなく根城、本拠地だろう)。まあ質が落ちたといっても「GANTZ」ほどではないけど。

 絵柄が好みだったのだが3回も見れば充分か。

 17日の項をちょっとリライト。(21日未明記)


2004-07-17R 盗作作家は落選

 この項は 田口ランディ盗作疑惑(2) に纏めた。

 14日の項をちょっとリライト。


2004-07-17 ダイブ作家だYO! /親知らずを抜歯

 文春公式サイトの芥川賞最新情報が更新されてモブ・ノリオ氏の顔写真が掲載されている。この写真はウケ狙い? TVニュースでもちょっと見かけたけど、記者会見の会場でマイクに向かって中途半端なダイブしてこけてたよ。だいじょぶかしらん。あのキャラを続けていくのはしんどそうだなあ。

*  *  *

 いよいよ来週の「燃えよ!カンフー」@日テレは第10エピソード。子役時代のジョディ・フォスターが出てる回である。見逃さないようにしないと。

*  *  *

 昨日、上の親知らずを歯医者で抜いてもらった。

 ゆっくり数分かけて麻酔注射(ほとんど痛みなし)。麻酔が効くまで数分放置され、ペンチで親知らずを掴まれてゆさゆさと軽く揺すられた後、やや強めに力がかかったと思ったら終了。ペンチ登場から抜けるまで5分足らず。痛みなし。抜歯後数分ガーゼを噛んでいたのだがほとんど出血せず、ガーゼ無しで放免。処置時間はトータルで20分弱。抜去された親知らずは虫歯とタバコのヤニで真っ黒になっていた。

 事前にネットで調べて恐ろしい体験談をいろいろ読んでたからすんごく怖かったのだが、実際にはかくのごとくあっけないものであった。根が未分化で歯冠も完全に歯茎の外に出ていた(生え切っていた)ので処置しやすかったのだろう。「親知らずは抜く時より抜いた後が大変」という情報もあるが、鎮痛剤(ボルタレン)のおかげか丸一日経過したがまったく痛みなし。食事もいつもどおり。物が当たるとちょっと不快に感じる程度である。嘘のようにダメージがない。

 親知らずが蠢動するたびにリンパ腺や顎関節が腫れて痛みで口が開かなくなっても、歯医者に行くのがイヤで長年ずーっと我慢していたのだが。愚かであった。こんなに楽に抜いてもらえるならもっと早く行けばよかった。そしたら歯槽膿漏ももっと早く、歯槽骨が半分溶けちゃう前に発見できたかもしれないんだよな。言うても詮無いことだが。

 近いうちに下の親知らずも抜いてもらうつもり。下は上より数倍大変らしいけど。怖いからこの件はあまり考えないことにする。


2004-07-14 盗作作家・田口ランディが直木賞候補に

 この項は 田口ランディ盗作疑惑(2) に纏めた。


2004-07-12 「おばあちゃん効果」

 記事が紹介しているミシガン大のレイチェル・キャスパリ氏らの研究は、原始人類の祖父母世代の割合は漸増していたが後期旧石器時代に一気に5倍に達していたことがわかったというもので、「人類進化のカギは『おばあちゃん効果』」という記事見出しは飛躍しすぎ。キャスパリ氏は今回の分析結果を「おばあちゃん効果」仮説を裏付けるものと見ているようだが。

自分の子育てを終えた世代が孫の世話に加わり、知識や経験を次の世代へ引き継ぐようになると、その一族は繁栄する。「おばあちゃん効果」と呼ばれる仮説だ。

 ↑記事は末尾で仮説の紹介をしているのだが、これは石原慎太郎の「ババァ」発言(2001年)のネタ元となった「おばあさん仮説」と同じものなのかしらん? この記事の紹介では“知恵の継承”を強調しているが、松井孝典教授の論考では微妙に仮説の力点が違うように思える。たぶん同じ仮説だとは思うが。

 おばあさんが存在すると、おばあさんの経験が活かされ、次の世代の出産はより安全になる。さらに、おばあさんに子供の世話をしてもらえるので、次の出産までの期間が短くなり、出産回数が増える。これらは人口増加をもたらす。こうして人口の増えた現生人類は世界中に散らばり、その過程で様々な道具を生み出し、さらに脳の回路が繋がり、言語が明瞭に話せるようになったことで、抽象的な思考ができるようになり、人間圏をつくるまでに繁栄したと考えられる。

 「人類発展の原動力はおばあさん」という仮説が、石原慎太郎の脳を通過すると「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なる物はババァ」、「女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪です」に変質してしまうわけだが、それについては下記ページ参照。


 「おばあさん」繋がりでついでにリンク。「嫁を困らせたかった」だけではないようで。


2004-07-11 映画「AKIRA」 /落日

 昨夜(今朝)はTBSが「AKIRA」を放映。この作品は公開当時劇場で観たのだが細部はもうほとんど記憶に残っていなかった。観た当時の感想も覚えていない。原作は何度か読み返しているから物語の舞台設定・登場人物は頭に入っており、そのため今回は原作との差異にばかり目が行ってしまった(*)。ものすごく端折って無理矢理2時間に圧縮したという印象が強い。それと、子役声優の声・セリフ回しに強い違和感を覚えた。

(*) 公開当時はまだ原作(マンガ)は完結していなかったため、劇場では原作との差異はあまり意識せずに鑑賞した記憶あり。

 観た当時の感想は覚えていないのだが、観た時の状況はよく覚えている。パソ通のOFF会で都内某所に10人ほどが集まっていて、「AKIRA」は公開にまで漕ぎ付けたが実はまだ編集が未完成らしいなんて噂話をしているうちにじゃあ実物を観てみようということになりすでに深夜に近い時間帯だったが渋谷の映画館に乗り込んだ、のだがしかしそこには路上いっぱいに陰気な感じの若者がむんむん蒸し蒸しとひしめいていて前売券なしでは館内に入れるかビミョーな感じ、しかしとりあえず待ってみようと宙ぶらりんな気分で我々も路上に群れるヲタク集団の一部となってむんむん群れ群れな暑苦しい夏の夜の数刻を過ごし、待った甲斐あって大友映画を鑑賞できたのであった。そういえば観終わった後、OFF会の面子は「困ったねこれは」と苦笑しつつ誰もはっきりとした感想を口にしなかったようなかすかな記憶がある。

 これは原作を読んでないと設定もストーリーもろくに把握できない困ったアニメだが、しかし少なくとも映像に関しては16年前にこれだけのものを作ったというのは凄いことだと思う。

*  *  *

 ということで、比例区は「大覚アキラ」。うそうそ。貴重な一票をこんなノリで無駄にはできない。

 近所の中学校で投票を済ませて校舎を出ると西の空の低いところに穴明きドーナツ状の雲があり、その穴から数条の光の束が美しく広がっていた。まるで旭日旗のよう。旭日ではなく落日なんだが。

 参議院選挙の速報を見ていて、朝鮮日報の前日本支社長・白眞勲氏が民主党から立候補していたのを知る(比例区、当選)。チェックしてみたらデッドリンクになっていたので、北朝鮮専門家居酒屋座談会(2)の関連リンク(頁末)を張り替えておく。


2004-07-10 虹

 昨日の項の長官狙撃事件に関する部分を若干リライト。端本悟=実行犯説に対して江川紹子や有田芳生が感想を書いているので当該ページへのリンクを追加

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 蒸し暑い一日であった。曇天気味で昨日よりは多少ましだったが。夕方5時過ぎ風が強まり短時間の雨。雨は降っても空気は生暖かいまま。雨が上がると外が騒がしくなり、声につられて窓を開けると南の空に巨大な虹がかかっていた。


2004-07-09 暑い /歯石取り終了/長官狙撃+オウム07-10 追記

 こういうことを書くのは不愉快で気が進まないのだが後日のために備忘としてあえて書きとめておく。この3日間、東京は酷暑であった。まだ梅雨明けてないのに。

 昨日は出先で卒倒しそうになった。強い日差しの下をうろうろしてる時はまだよかったのだが、用を済ませた後ちょっと涼んでいこうとイトーヨーカドーに入ったら冷房が気持ちよくて、人気の少ないフロアでうっとりたたずんでいたら視界がくにゃっと曲がりやがんの。慌ててベンチに座って水分補給して復調。あぶないところであった。

 体調は回復したがすぐに炎天下に出る気にならず最上階のゲームコーナーを偵察。客は一組の親子のみ。若い痩せた母親が2歳ぐらいの男児をアウトラン2(なんて古い機種がまだ現役で稼動してるとは驚き)の座席に座らせ、筐体の横にしゃがみ込んで男児の顔をじっと見上げたまま微動だにしない。顔の表情も動かない。見つめられている男児の表情(眼)も動かない。

 なにやら不穏な空気が濃厚に漂っている。大丈夫なのかねこの親子は、と思うものの、そう思ってる自分だって全然大丈夫ではない。さっきは転倒しそうになったし。いやそういう問題ではなくてだな、別のもっと深刻な意味において「大丈夫なのかおまえは?」なのだが、今そんなことを言うてもしょうがないではないか。ねえ?

*  *  *

 なに書いてんだかわかんなくなってきたので切り上げる。

 5月の下旬から続いていた歯石取り&掃除が本日完了(週1〜10日に1回ペースで通い、一部歯根のスケーリングまでやったので1カ月以上かかった)。歯磨きちゃんとできているので、もう1年ぐらい来なくていいよと言われてしまった。えっへん! (^o^)v

 まあ、まだ親知らずの問題が残っているので近々また出かけて処置してもらわねばならんのだが。ああ考えたくねえ。

*  *  *

 歯医者の待合室に今日の読売の朝刊がおいてあって。いや〜笑った。この記事。↓

 小杉容疑者が濃いグレーのトレンチコートを手に寮を出ると、近くで白い乗用車が待っており、小杉容疑者は助手席に乗った。車内には、坂本堤弁護士一家殺害などで死刑判決を受けた元教団「自治省」所属、端本悟被告(37)(上告中)に似た男が後部座席に座り、かつらと付けひげで変装していた。運転席の男は、見たことのない若い男だったという。

 「端本悟被告に似た男が後部座席に座り、かつらと付けひげで変装していた」ってナニ(笑)。相手が何者かわからないのに「かつらと付けひげで変装」しているとわかったということは、よほど不自然な、ギャグのようなわざとらしい“変装”だったのか? で、“変装”をとったらその男の素顔は「端本悟に似ている」に違いないと小杉容疑者は推測したのかね? 推測だよな? あくまで「似ている」でしかないんだから。これは強引というより悪ふざけのような“証言”である。笑うしかない。

 一連の「長官狙撃事件でオウム元幹部逮捕」報道は一応記事を収集するようにしているのだが、あまりに中身がないので(「〜であることが、○日わかった」式の警察リークの垂れ流しばかり)、感想書く気にならない(*)

 7日(元幹部逮捕当日)の報ステで“元オウム法皇官房のトップ”石川公一について、「凶悪事件のすべてを知る男と言われながら」云々と言っていた。雑誌メディアやネットでは石川公一に関する情報・憶測がしきりに流れていたが、新聞やTVでは(逮捕→処分保留で釈放→オウム脱会、以後は)石川公一についてほとんど報じてなかったんじゃなかったっけ? それを、逮捕された途端に前々から自分たちも報じていたような顔をするってのは、どんなもんかね。

 メモ。
 石川公一のホーリーネームを検索で確認。意外に情報が少ない。97〜98年頃はオウマー系サイトがいっぱいあったんだがなあ。彼らはWEBから退場してしまったんだろうか。

 ↑どちらが正解なのかは確認できず。

 そうか、99年当時の「サイバッチ!」には河上イチロー氏も絡んでいたんだな(笑)。
 もう疲れちゃって文章書くのだるいので文末に(笑)付けて意味不明におしまい。

(*) 07-10 追記

長官狙撃“実行犯”=端本悟、という今回の警察の動きに対しては、江川紹子や“公安スピーカー”有田芳生さえ首を傾げている。


2004-07-06 「そいとごえすの犯罪を告発する会」

 ゲストブックにとんでもない投稿が。「そいとごえすの犯罪を告発する会」だって。ライカビルの解体とともに戦後裏面史の闇に消えるかと思われた「そいとごえすの犯罪」が、左前な(?)「告発する会」の手によって白日のもとに晒されるのでありましょうか?

 冗談はさておき。「法的手段」という物騒な言葉を使っているので証拠保全も兼ねて件の投稿をここに引用しておく。

148.そいとごえすの犯罪を告発する会。

投稿者:丹下左前 - 2004年07月06日 17時49分11秒

丹下左前という者ですが、
貴サイトには、
未だに「山崎行太郎」氏に対するデタラメな誹謗中傷の記事が収録・公開されていますが、
近々、法的手段をとりますので、
ご承知おきください。 
            丹下左前 

匿名違法サイトーーーhttp://www.geocities.co.jp/HeartLand/1068/
問題の記事ーーーhttp://www.geocities.co.jp/HeartLand/1068/b/yamazaki.html


 誤解のないように明記しておくが、当サイトの山崎行太郎に関する記事(*1)に対しては、今までまったくどこからも苦情は来ていない。また事実誤認その他の問題を指摘されたこともない。山崎行太郎本人からも「毒蛇」からも「丹下左前」氏からも、また、丹下左膳、鞍馬天狗(*2)、その他いかなる人物からも。

 「未だに〜記事が収録・公開されていますが」という言い回しは、少なくとも一度は相手と連絡をとった(が合意形成に至っていない)場合に使うものである。ファーストコンタクトでいきなり「未だに」と言われても、ねえ。

 デタラメだ誹謗中傷だと非難しておきながらどこが「デタラメ」なのかは指摘しない(できない)、法的無知を晒して闇雲に恫喝を図る等、丹下左前氏の行動パターンは誰かさんそっくりなんだが、これは私の気のせいかしら。

(*1) 田口ランディ盗作疑惑(2)(03年11月)および 「毒蛇」こと山崎行太郎について 参照。

(*2) 山崎行太郎の掲示板に「鞍馬天狗」を名乗る人物が先月4件の投稿をした。その一連の投稿と非常に似通った文章を数日の間隔をおいて山崎行太郎は自身の日記(@はてなダイアリー)に掲載している。「鞍馬天狗」氏と山崎行太郎の関係や如何(笑)。


2004-07-02 「U・ボート」/声優 /脚本家自殺

 昨夜、テレビ東京が放送枠を30分拡大して「U・ボート」を放映した。これは戦争映画の傑作で印象的な場面が多数あるのだが、1年前の雑談で言及した“機関長がエンジンを励ますシーン”が私の記憶と違っていた。声援を送るのは海底から浮上する時ではなく、浮上した後で敵中突破を試みる場面であった。また、「機関長が」というのは私の記憶違いで正しくは機関士ヨハンであった。

 機関長とヨハンを混同してしまったのは、爆雷攻撃を受けた際にヨハンがパニック状態になる逸話と、その後ジブラルタル海峡突破を試みる前に艦長が(“お客さん”である報道部のヴェルナーとともに)機関長をスペインの港で下船させようとするという逸話があり、機関長は精神的限界にきている=パニックを起こした男、と脳内で勝手な連結が生じたためらしい。

 件のシーンはセリフも微妙に違っていた。しかしこれは記憶違いではなく吹替えが新版になっていたためらしい。未確認だが、以前放映された版では艦長役の声優は大塚明夫ではなかったと思う。

*  *  *

 声優といえば、「火の鳥 未来編」@NHKの主人公(青年時代)、「トゥームレイダー」@CXの釈由美子、「ハリー・ポッターと賢者の石」@日テレの主人公たち、全部難ありだった。

 釈由美子は声質は良いんだけどなあ。あまりにナニなんで途中で音声を切り替えてみて意外な発見。釈を起用したのは“アクション女優”繋がりだろうが、それとは無関係に的確なキャスティングだったのかも。アンジェリーナ・ジョリーは……胸もでかいが根っ子も大きい(笑)。そういや主人公なのに妙にセリフが少なかった。

*  *  *

 野沢尚(テレビ脚本家、作家)の自殺報道、毎日だけ独自路線であった。意味不明なのだがとりあえずメモしておく。

 他紙では(細部に異同はあるが大筋において)「野沢さんの妻が発見」、「死亡時刻は27日深夜から28日未明にかけて」、「遺書(らしきもの)あり」だったのだが、毎日のみ知人が発見」死後数日たっているとみられ、遺書などは見つかっていない

 初期報道のバラつき(誤報含む)は珍しくもないが、28日夜から29日にかけて各紙の報道が各種情報を確定・修正していくなか、毎日のみ29日になっても「知人が発見」、「死後数日たっているとみられている」のまま(遺書に関しては「遺書が残されており」に修正された)。「知人」で押し通したのはプライバシー配慮と考えられなくもないが、「死後数日」を堅持したのは……最終回の大ドンデンを準備する伏線なのかもしれない。


 たぶんあなたにとっては何の意味もないメモ。あなたって誰。
 各紙が野沢氏の経歴紹介で「眠れる森」での向田邦子賞受賞に言及したが、28日20:40配信の日刊スポーツの記事はこれを98年受賞と誤記(23:33、99年に修正した)。