2000-06-30 「ジョニーが凱旋する時」2 /クリスマスキャロル(02-02-08追記) |
ブラウザのキャッシュにMIDIファイルが溜まっているのに気づいた。WEBページのBGMは鳴らさない設定にしてあるのだがファイルの読み込みはしていたらしい。削除する前に一応全部聴いてみた。右は「抜刀隊」から左は「ワルシャワ労働歌」まである。(^^;)
アイルランドには「ジョニーが凱旋する時」と同じ旋律の"Johnny I Hardly Knew Ye"(あのジョニーはもういない)という曲があるんだとか。トランボの小説『ジョニーは戦場へ行った』(映画化もされている)はこのアイルランド版「ジョニーの歌」を踏まえて書かれたもの、とコラムの筆者は推測している。掲載されているアイルランド版「ジョニーの歌」の歌詞を見ると、確かに『ジョニーは戦場へ行った』の世界である。 昨年4月の雑談では「ダイ・ハード3」の選曲意図がわからないと書いたが、このコラムを読んでなんとなく消息が理解できたように思う。 コラムの質の高さに興味をひかれてサイト製作者のホームページに飛んで、プロフィールを見てまた驚かされた。文才に恵まれている人ってのは若いうちからいい文章が書けるんだなあ。(知識の集積とセンスだけでこういうコラムが書けるとは思えないので、たぶん何か参考文献の助けを借りているんだろうけど。) 追記2
ミラーサイトが消滅し、新アドレスの告知がされている。新アドレスをメイン、XOOMをミラーとみなしてリンクを張り直しておく。(2001-07-28) XOOMのミラーサイトが消滅している。リンク削除。(2002-02-08)
・→ 栗コーダーカルテットのホームページ 追記1
現在この曲のサンプルは無くなっている。試聴できる曲は増えているのだが。(2001-03-25)
(*)
追記3
一般的な曲名が判明。「世の人忘るな God Rest Ye Merry Gentleman」。「クリスマスキャロル」にも掲載されている。(2002-02-08)
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2000-06-27 八代英太の久米宏批判 |
25日の夜はTV各局が選挙特番体制だったが、TBSは女子バレー、CXは野球中継との同時進行で見ていてイライラするのでテレ朝「選挙ステーション」を中心に見た。(日テレは論外。選挙特番でテリー伊藤や優香はないだろう。)
(*)
自民、自由の数字のみ挙げる。20:25時点でテレ朝の当確は「自民55、自由6」、TBS、日テレは「自民28、自由0」、CXは「自民15、自由1」。
9時台からは各局をまんべんなく見るつもりだったのだが、結局「選挙ステーション」を中心に見続けることとなった。9時直前に中継で繋がった八代英太が露骨な久米宏批判をしたため、目が離せない感じになっちゃって。これぞ生放送の醍醐味である。どんな凝った演出・構成も、当事者の生の本音剥き出し発言にはかなわない。 批判といえば田中真紀子もテレ朝批判をしていた。テレ朝の記者が紳士協定を破って休憩時間中に事務所に入り込んで取材しようとしたんだとか。久米宏はひたすら低姿勢で詫びていた。それにしても。その問題の記者は、「缶ジュースをあげるから無かったことにしてくれ」と泣きを入れたということだが、缶ジュースってナニ? どういう状況で誰に向かってこんな情けないこと言ったのか、詳しい事情を知りたい。(^^;) ザッピングしていると主だった政治家とのやりとりはどの局でもほぼ同じ質問、同じ答えで、時間と労力の壮大な無駄使いという感じであった。もっとも、各局個別だからこそ八代英太の久米宏批判、田中真紀子のテレ朝(記者)批判も聞けたわけだが。合同インタビューだとしても名指し批判したかもしれないけど。
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2000-06-25 民主党メール /役不足 /政権構想 (06-26,27追記) |
22日夜、ジオシティーズから民主党のメールが届いた(企業広告扱い)。選挙期間中のホームページでの選挙活動は違法らしいが、メールならOKということらしい。メールで列挙している公約についてちょっと言わしてもらいたいことがあるんだが、ここで「民主党の公約」を引用してコメントした場合、法律違反ってことになるんだろうか。んなわきゃないとは思うが、よくわからんので自粛。
やくぶそく【役不足】 (1)割り当てられた役目に対して不満を持つこと。 (2)軽い役目のために、うでまえをじゅうぶんあらわせないこと。
今回の選挙では、Nステ(テレ朝)は、民主党を軸とする政権の枠組みに共産党が加わる可能性があるのか否かにこだわっているなあ。自民の加藤紘一に色目を使う鳩山民主党が共産党と組む可能性なんて0%だと思うんだけど。この日も久米宏が「共産党は綱領を変える気はないということですが、党名を変える気はないのか?」と不破委員長に質問。これは「民主党と組むためにどこまで妥協する覚悟があるか?」程度の問いだったのだろうが、不破委員長はイタリア共産党を例に出す技アリ回答。ま、票には結びつかないだろうけど。 追記
25日のテレ朝「選挙ステーション」での福岡教授と共産党志位書記局長のやりとりからすると、イタリアの左翼民主党を福岡教授は“党名変更した共産党”、日本共産党は“党名だけでなく中身も変わっている。あんなのは共産党じゃない”と見なしているらしい。
そうそう、福岡教授は何度か「オリーブの木」を引き合いに出していたが、民主党の日本版「オリーブの木」構想はハナから共産党を排除している。民主党にとっても共産党にとっても、政治学者のお説教は煙たいだけであろーね。(06-26) 上の追記、文意曖昧だったのでちょっと修正した。(06-27) |
2000-06-22 宮台発言録サイト /田中真紀子の爆弾証言 /「M★A★S★H」 (06-29追記) |
一昨日追加した雑文でふれている(田口ランディがコラムで言及している)宮台真司のNews23での発言を、文書化して掲載しているサイトをサーチエンジン(goo)で偶然見つけた。なんで偶然かというと検索キーワードは「宮台真司」ではなく「渡辺真理」だったんである。(またかい)(^^;)
この宮台真司の発言録(仮)というサイト、製作者の自己紹介もリンクページも無い。宮台真司の公式サイトへのリンクも無い。こういう資料価値の高いサイトを作っているんだから、本人と連絡をとって公式サイトと相互リンクすればいいのに、と思いつつ公式サイトにアクセスしてみた。
・A→ 宮台真司の発言録(仮)の
「宮台真司と考えるこの夏の子供たち」 (TBS「News23」97/7/3)
・B→ 宮台真司の世紀末発言録の 「宮台真司と考えるこの夏の子供たち」 (TBS「News23」97/7/3) (Aはサーチエンジンで発見、Bは公式サイトのリンクページからリンク。収録数はBの方が多い。)
上記の件、テレ朝ニュースステーションならともかくCXスーパーニュースの独走(?)ってのがひっかかる。以前、選挙が間近に迫って各マスコミの党派性があらわになってきていると書いたが、このCXスーパーニュースは、森総理の「国体」発言騒動のさなか(失言発覚の翌日)に、なんの変哲もない交通事故をトップニュース扱いにしていた(あえて総理の失言問題をトップにしなかった)、露骨に与党寄りのニュース番組なんである。そこがなぜ? 実に不可解。
選挙戦の街頭演説で田中真紀子が勢い余って(だよな、やっぱり)「爆弾証言」してしまうぐらい、先週は南北サミットで盛り上がっていたわけだが、テレビ東京は18日「20世紀名作シネマ」企画で「M★A★S★H」を放送。スケジュールどおりだとすれば凄いタイミングだが、たぶん南北サミットに合わせて急遽差し換えたんだろうなあ。 追記
「南北サミットに合わせて急遽差し換え」たわけではなく、あらかじめ朝鮮戦争勃発50周年に時期を合わせて放映日を決めてあったのかも。もしそうだとすると1週繰り上げての放送ということか。(25日は「スケアクロウ」。吹き替えは新版になっていた。時間の都合か、声優名等の表示は一切無かった。)(06-29)
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2000-06-20 雑文追加:田口ランディ(+渡辺真理) |
「次回の予告」なんて慣れないことするもんじゃないな。推敲しているとキリがない。とりあえずリリースして、後日また手を入れることにする。「5万人の読者」を敵に回すのはヤなので、もとい、バランス上、もっと誉めておきたいのだが。どうも、ツッコミ入れるのは簡単だが誉めるのって難しい。(^^;)
だらだらとすんげー長くなっちゃったので独立ページとする。 |
2000-06-15 南北サミットと電話取材 /失言3連発 |
先日の電話かけまくり取材による「金正日極秘訪中『特別列車』は今この辺りを走っている」企画は好評だったようで。13日のニュースステーションではまた北朝鮮のホテルマンに電話取材していた。狙いは韓国大統領を迎えての感慨を一般市民に聞くというところにあったようだが、後半は北朝鮮プロパガンダ(南北統一には在韓米軍の撤退が大前提云々)を一方的にまくしたてられるという悲惨なインタビューとなっていた。白けた久米宏が切り上げようとするも、通訳が律儀にしゃべり続けてなかなかシメられず。(^^;) いやぁ、やっぱりTVは生放送が面白い。
亀井政調会長の「過去にこだわるのは百姓、町人」、鳩山邦夫の「民主党は精神分裂症的政党」などの失言に刺激されたのか、森総理も負けじとまたまたまたまた爆弾発言をかましたそうな(「天皇制=君主制」という意味の発言)。 |
2000-06-09 EDと◆ |
この欄、最近はWEBネタやTV(時事)ネタばかりで全然「近況雑談」になっていない。もうちっと曖昧なタイトルに変更しようかしらん。
TVネタ。このところ「EDはよくある病気です」とかいうCFが深夜帯によく流れている。夫婦愛を強調し、啓蒙的雰囲気でEDなる病気に対する社会の理解を求めるという作りになっていて、はじめは企業広告だと気づかなかった。 |
2000-06-08 釈明会見指南書 /「噂の真相」編集長負傷 (06-08,09,13追記) |
6日午後の重大ニュースは「オウムの井上被告に無期懲役判決」。判決が死刑でなかったことが意外、予想外、あるいは遺憾である人が多いらしい。共同通信は「死刑判決」の予定稿を配信しちゃってるしぃ。被害者弁護団の某弁護士は感想を求められて、「死刑判決のコメントは用意してあったが、無期判決の場合のコメントは考えてなかった」と憮然。意図したものではないが(たぶん)、結果的にウイットに富んだコメントになっているのがなんとも。
ニュースステーションではこれに続いて、森総理の釈明会見(先月26日)のために官邸詰め記者が「指南書」を書いていた件を報道。この日のコメンテーター、朝日新聞の清水建宇は、「記者仲間だけでなく国民を裏切る行為。この文書を書いた記者はすみやかに名乗り出て筆を折るべきだ」と糾弾。久米宏は「どこの新聞社か放送局の人間が書いたのかわかりませんが、この新聞社あるいは放送局は、ずいぶんと公平で正しい報道をしてるんでしょうね」と皮肉って大笑い。“犯人”は実は朝日の記者でした、なんてことになったらご両人、どーするんだろとひねくれたコト考えてしまったワタシ。(^^;)
「噂の真相」といえば、来訪していた右翼が暴れて岡留編集長が怪我をしたそうな。全治10日程度らしいがWEBで掲載されている現場写真ではトイレが血塗れになってたりして壮絶。編集長のパンチラ写真もあり(嬉しくない嬉しくない)。 追記
「朝日新聞の記者(清水建宇)」→「朝日新聞の清水建宇」に修正。(8日午後)
(06-09追記) 宮崎学が上記2件について声明発表。→ 2つの事件にたいする緊急声明 「無期の場合のコメントは考えてなかった」という某弁護士の感想を伝えたのはNステではなく、夕方のTVニュース。(06-13) |
2000-06-04 goo /特別列車 /久米宏の愚問 (11-25追記) |
Infoseekに続いてgooもTVCFを流し始めた。サーチエンジンも生き残り競争が激しいようだ。 2000-11-25追記:「一切手を加えていない」発言の出典が見つかった。以下一部引用。
先週のニュースステーションといえば。
またまたまた森総理がヤッチャッタそうな。教育勅語、「天皇を中心とする神の国」に続いて「日本の国体を守る」か。これだけ見事に揃うと誤解も弁解も入る余地無し(笑)。まあ、「赤ちゃん」(by 青木官房長官)なんだからしょーがない。可愛い可愛い。バブーでちゅう。
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2000-06-01 佐藤亜紀関連 /InfoseekのTVCF2 |
(先月26日の項の続き) サーチエンジンで「佐藤亜紀&平野啓一郎」を検索してみた。この複合検索でヒットするサイトは、盗作疑惑にふれたものを除くと大半が書評系。サーフした印象では練度の高い読書人のページが多い。佐藤亜紀の『鏡の影』と平野啓一郎の『日蝕』、両書を読んで、類似を指摘したものもあり、それにふれぬものもあり。久々にテキスト主体の長文ページを続けざまに読んで、ちょっと疲れた。
佐藤亜紀のサイトが2週間ぶりに更新されている(読者からのメールに応える「文句のある奴は前に出ろ」のコーナー)。先月26日の項で『バルタザールの遍歴』について「読者を選ぶタイプの小説」と評したが、佐藤亜紀自身、「読者を選ぶ作家」であるらしい。「文句のある奴は前に出ろ」(44)の末尾は次の言葉で締め括られている。 「(略)駅前書店に平積んであるジャンクノヴェルの読者に私の小説の感想を求めるのは全くの無駄だからおやめなさい。豚に人語を解するかと聞くようなものです。何の参考にもなりません」 田中真紀子や佐高信も裸足で逃げ出す凄まじさ。 (^ω^;) buhee
追記(2004-09-27)
佐藤亜紀のサイトへのリンクを張り直しておく(移転したのは2年以上前)。
先月16日の項でふれたInfoseekのTVCF、ネット上でも見られるようになっている(ストリーム&動画ファイル)。 → インフォシークもCM作ってしまいました |