2000-11-29 加藤政局3(虚言) /糸瀬茂 (12-04追補) | |
26日のテレ朝「スクープ21」加藤政局特集(造反劇失敗の舞台裏)を見た。 番組後半では鳥越俊太郎による石原慎太郎のインタビューが流れた。上機嫌で加藤政局について放言三昧。国政復帰への色気を隠そうともしない。非常に不愉快。
追記
この本はWEB掲載のコラムをまとめたものであった。(2001-04-22)
・→ 糸瀬茂の経済コラム 上記のコラムは、第18稿 テレビの怖さを侮った建設大臣。
日本国の膨大な借金について「このままではインフレになる」との発言はよく耳にするが、糸瀬氏は以前(6月頃、TBSの某番組だったか)、「このままではインフレにするしかない」と発言したことがある。言い間違い、あるいは私の聞き違いかもしれないが、以来、この人の発言には注目している。(とかいいつつ、本は買わなかったが。)
(*)
東京新聞の記事にリンクするつもりだったのだが、確認してみたら当該記事はもう削除されている模様。上の一言引用のみでは発言意図が不明なので質疑をまとめて引用しておく。記事の副題は「アダム・スミス研究家田中正司・横浜市大名誉教授に聞く」。(12-04追補)
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2000-11-26 加藤政局2(語録補遺) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20日(月)のNステで久米宏は松浪議員の水ぶっかけについて、「面白くしようとしてやってるわけじゃありませんからね」とまずはおどけてみせたが、その後真顔で「ああいうことをすると数秒後にはその映像が全世界に配信されてしまう、今はそういう時代であるということを国会議員の方たちはわかってない。とても残念です。時代感覚がなさすぎます」(要約)とコメントした。
20日に続いて21日のNステも、スタジオゲストの矢野絢也のおかげで非常に面白かった。矢野氏の書く政治コラムは公明党関係の内輪話を除けば平凡なものだと思うが、関西訛りの語りには自然な諧謔があってトゲが無く、聞いていて気持ちがいい。こういうのは話術というより人柄なんだろうなあ。
おまけ。20日の、松浪議員水ぶっかけで国会大紛糾のその後。 |
2000-11-25 自衛隊スパイ事件3 /gooの検閲について追記 |
24日、自衛隊スパイ事件について読売新聞WEBに元海自三佐事件、愛児の病や修士論文が引き金にという記事が出た。検察(≒公安)の提示するストーリーを忠実になぞったもので(10月17日の雑談参照)、内偵期間やロシア側に渡った情報の価値への言及はない。ツッコミも検証もない典型的な垂れ流しだが、事件報道初期は金目当ての犯行とされていたのが、この記事では(金銭授受の記述はあるものの)萩崎被告の動機(=目的)は「ロシア海軍の資料や論文に対する助言」に修正されている。この件は9月29日のNステでも報道されているが、備忘のためリンクしておく。
以前、「gooは特定のキーワードを排除している気配があってちょっと嫌な感じ。公式にはデータベースには一切手を加えていないとされているが」と書いたが、その公式発言の出典が見つかったので過去ログ(6月4日の項)に追記した。(出典はINTERNET Watchのちょっと知りたいページの裏側 第3回:goo)
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2000-11-23 加藤政局 |
“加藤政局”は造反派が決議に欠席するという結末となり、「茶番」「肩透かし」「尻すぼみ」「国民の期待を裏切った」「大山鳴動して何も出ず」等々さんざんにこきおろされているが、特に何を期待していたわけでもない者の目には、決戦当日の造反派の敵前急転回は面白い見世物だった。
上で「何を期待していたわけでもない」と書いたが、もちろん森退陣が実現するなら喜ばしいことだとは思っていた。「赤ちゃんだから仕方ない」(by 青木元官房長官)とはいえ、ああいう人物が総理の座に居つづけるというのは国辱だから。
松浪健四郎議員の水ぶっかけは絶妙のタイミングであった。議事進行上も、生放送中のTV番組的にも。誰が演出したんだろ。久米宏は「面白くしようとしてやってるわけじゃありませんからね」と2度目のお断り。(今、この番組は、すごく面白いことになっている)と、久米宏も強く意識していたんだろう。 思わず発した一言、反射的な仕草にその人物の性格・器量が如実に現われる。鳩山代表しかり。松浪議員しかり。橋本龍太郎の「(加藤紘一を追い込んで)熱いフライパンの上の猫のように踊らせてやれ」というセリフも、たぶんその種のものなんだろう。短気な人物であることは周知の事実だが、性格の深いところに邪悪なものの存在を感じさせる言葉である。
News23には20日深夜までに視聴者からのメールが約1500通届いたそうな。Nステには21日夜の時点で約3000通のメールが来たとか。意見表明することは大事だと思う。が、造反派の不甲斐なさに怒るなら、その声はまずは当事者である加藤・山崎代議士や彼らの子分に送るのがスジである。マスコミに怒りや失望のメールを送った人達って、ちゃんとそっち方面にも同文メールを送信したんだろうか? 自民党支持の人達(だよな、あの結末に失望したということは)が誰にメールを送ろうが私には関係ないことなんだけど。 |
2000-11-22 NステWEBのこと3 |
4日の項でちょっとふれたNステWEBの変則的な投稿フォームが、18日の更新で普通の形態に変更になった。以前のアレはやはり過渡的な処理だったようで。
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2000-11-16 ぐずぐずな日々 |
久々に約10日間ぶっつづけで真面目に働いた反動で心も体も緩みっぱなし。月曜夕方には最後の一件を片付けた解放感で友人宅に遊びに行ったのだが、強烈な睡魔と疲労感に襲われて早々に帰宅して昏倒するていたらく。火曜の夕方になってようやく起きだし自動録画されていた月曜のNステを見ると、楽しみにしていたビートルズ・ビデオクリップの直前でテープが終わっている(泣)。
そんなだらけた日常のテーマ曲:♪ミミミシレレレドミーファソー ララララソ〜 ←とほほ(-_-;)
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2000-11-13 永田町用語の「政局」/鬼束ちひろ/Yahoo!登録の謎(12-28加筆) |
これは先々週のトピックだが、田中真紀子が「自民党の明日を創る会」を脱会した。「会は派閥(加藤派)の別働隊」等いろいろ批判発言をしたらしい。なにをいまさら。結成当初から承知の上だろうに。7月5日のニュースステーション生出演の時、仮に、久米宏が「創る会」とYKKの関係について問いただしていたら、田中真紀子はなんと答えたんだろーか。
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扇建設相、髪をメッシュにしている。良い。保守党の党首に祭り上げられた頃に比べると、約半年で髪型も肌の色艶も十歳以上若返っているような。
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6日のNステで「政局」解説。福岡教授によると永田町用語の「政局」は、総理の進退を含む大波乱・対決を指すんだそうな(「政局にする」等の使い方をする)。知らなかった。今までこの雑談で何度か「政局」という言葉を使っていたと思うが、私の用法は辞書に載っている普通の意味です。
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テレ朝の深夜ドラマ「トリック」を見続けていたのは主題歌の「月光」が気に入っていたからでもある。7日深夜のトーク番組でその作者(&歌い手)の鬼束ちひろを目撃。「トリック」最終回のエンディングで画面に登場したので美形なのは知っていたが、大人のお色気を発散する美人なのに驚かされた。
追記 (12-28)
花*花の曲名「あ〜よかった」が判明したので加筆。 −*−
「渡辺真理の200字」が6日に続き8日にも更新(#21)。善哉善哉。 −*−
日本赤軍の重信房子が大阪で逮捕された。9日のNステは日本赤軍の特集。シメで渡辺真理嬢が発した「久米さんや萩谷さんの世代には思い入れがあるのかもしれませんが、私たちの世代にとってはテロリストでしかない」というコメントが非常に印象的であった。
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石器捏造とかアメリカ大統領選大混乱とかの滑稽な(だと私は思う)出来事がいろいろあったが、先週は多忙で精神的に余裕がなかったためかニュースを見てもほとんど興味を感じなかった。
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初心者にメールでパソコン指南するのは難儀であると以前書いた。その後もインターネットについてなどいろいろアドバイスしていたのだが、過日、「ホームページが完成しました」との知らせがきた。視察に行くとページのあちこちに飾りアイコンが散りばめてある。素材集から適当に選んでとりあえず張り付けてみたらしい。「→」は何も指し示さず、「赤いポスト」は単なる文章の区切り記号、「エンピツ」は空しくアニメーションを繰り返し、「自己紹介」「新着情報」アイコンは対応するコンテンツが無い。 |
2000-11-10 今週は多忙 |
月曜から金曜まで毎日仕事で外出。まっとうな勤め人みたいな一週間。もっとも、家を出るのは日によって朝8時だったり夜8時だったりしてすごく変則的だったが。
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2000-11-07 NステWEBのこと2 |
6日にNステのホームページが更新された。今回の更新では「未更新のお詫び」と誤字(「手洗い」)についての異例の告知がされている。1週間程度の更新停滞なんて今まで何度もあったと思うけどな? 「渡辺真理の200字」も更新された。4日の項で希望した2件のうち1つは早々に実現した。トップメニューにFlashを使っている件も改善されることを期待したい(Flashを残してもいいけど、サイトマップを復活させるなど代替アクセス法を用意して欲しい)。
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2000-11-04 NステWEBのこと (12-17追記) |
NステWEBのリニューアルに対応するためのリンク修正作業、一応完了。デッドリンクが6箇所もあった。
フレームのターゲット指定が一部おかしいとか、
「渡辺真理の200字」のQuickTime動画はなんとかして欲しいなあ。エッセイの文面をテロップ風に1行単位で表示させるだけなんて情けない。まともな動画にする必要はないが、せめて背景画を数パターンに増やすとかの工夫はできないものか。あれではQuickTimeを使ってる意味ないじゃん。もともと無理があるんだけど。動画は別企画に期待すべきか。 あのサイトの「ご意見・情報募集」の投稿フォームはURLがちょっと変わっていて途中に転送処理を挟んでいる。経路解析でもしているのかと不審に思っていたのだが、あれは単にサーバーを振り分けているだけのようで。なんで直接WWW1サーバーにリンクしないのかは謎だが。ま、こんなのはどうでもいいこと。 あれこれ書き連ねたが要点は2つ。Flashでメニューはまずい。「渡辺真理の200字」はもっと更新頻度を上げてくれると嬉しい。以上である。
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2000-12-17追記:このリンクミスはすでに修正されている(のを本日確認)。
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2000-11-02 NステWEBのこと(予告編) |
ニュースステーションのホームページが先月中旬リニューアルして大幅にサイト構成(ファイル配置)が変わった。トップページ以外の配下のページにリンクしていた関連サイトでは、これに合わせてリンク修正をしている。 |