近況雑談の過去ログ17(2000-11)


△過去の雑談目次   ▲トップページ  

11-29 加藤政局3(虚言) /糸瀬茂 (12-04追補)
11-26 加藤政局2(語録補遺)
11-25 自衛隊スパイ事件3 /gooの検閲について追記
11-23 加藤政局
11-22 NステWEBのこと3
11-16 ぐずぐずな日々
11-13 永田町用語の「政局」 /鬼束ちひろ、Yahoo!登録の謎
11-10 今週は多忙
11-07 NステWEBのこと2
11-04 NステWEBのこと
11-02 NステWEBのこと(予告編)

 2000-11-29  加藤政局3(虚言) /糸瀬茂 (12-04追補)

 26日のテレ朝「スクープ21」加藤政局特集(造反劇失敗の舞台裏)を見た。
 20日午後9時過ぎの加藤・山崎派合同集会で加藤紘一は「これから私と山崎さんの2人で賛成票を投じに行く」と発言したが、あの集会の約1時間前の小里・野中会談ですでに加藤紘一も含め全員欠席するという合意ができていたんだそうな(加藤・山崎も了解)。番組では「加藤の最後の意地」なんてナレーションを付けていたが、手打ちが済んでいたのならこの発言は意地ではない。単なる虚言虚勢だ。“同志”に囲まれて「自重してくれ」「加藤先生は大将なんだから!」と押しとどめられたからよかったようなものの、もし誰も止めてくれなかったらどうするつもりだったんだ? 党を除名されても息できなくて死んじゃうことはないだろうが、最後の土壇場で野中との約束を反故にして出席していたら、今ごろ加藤紘一は息してないと思うゾ。(^^;)

 番組後半では鳥越俊太郎による石原慎太郎のインタビューが流れた。上機嫌で加藤政局について放言三昧。国政復帰への色気を隠そうともしない。非常に不愉快。


 仕事帰りに久しぶりに大型書店で立ち読み。
 レジ前に糸瀬茂の『日本経済に起きている本当のこと』(日本経済新聞社)が平積みになっていた。時事・経済コラム集。今年1月ニュースステーションに出演した中山“民主主義の誤作動”建設大臣の一件も題材になっている。あの日の放送では暴走する大臣を諭すようにたしなめた渡辺真理嬢の一言が見事だったが、糸瀬氏は、大臣に執拗に妨害されてほとんど発言できなかった可動堰反対派の学者に対して詫びた真理嬢の最後の一言を、大臣に対する視聴者の感情を代弁するものとして取り上げている。

追記  この本はWEB掲載のコラムをまとめたものであった。(2001-04-22)

 ・→ 糸瀬茂の経済コラム   上記のコラムは、第18稿 テレビの怖さを侮った建設大臣

 日本国の膨大な借金について「このままではインフレになる」との発言はよく耳にするが、糸瀬氏は以前(6月頃、TBSの某番組だったか)、「このままではインフレにするしかない」と発言したことがある。言い間違い、あるいは私の聞き違いかもしれないが、以来、この人の発言には注目している。(とかいいつつ、本は買わなかったが。)
 最近は「インフレにするしかない」という表現もちらほら目にするようになってきた。例えば東京新聞11月7日のインタビュー記事「【核心】国家破産、モラル腐敗…」には、645兆円の借金は「インフレでパーにするしか」ない(*)、云々の発言がある。パー(笑)。金融なんとか委員のエライさんが、破綻していない生保でも予定利率を引下げられるようにしてはどうかと発言して問題になったが、原理は同じなんだよな、これ。胴元がレートを操作して負け分を減らす裏ワザ。経済学のジャーゴンで粉飾しても、実態は限りなくいかがわしい。

(*) 東京新聞の記事にリンクするつもりだったのだが、確認してみたら当該記事はもう削除されている模様。上の一言引用のみでは発言意図が不明なので質疑をまとめて引用しておく。記事の副題は「アダム・スミス研究家田中正司・横浜市大名誉教授に聞く」。(12-04追補)

――ところで、国と地方の借金六百四十五兆円は返せるのか。

 「少子化が進むことを考えると無理だ。残りはインフレでパーにするしかなく、今の超金融緩和策も一種の調整インフレ政策だが、終戦直後の生産基盤が破壊されている時ならいざ知らず、今のように巨大な生産力のもとでは、簡単にはインフレ化できず、デフレ回避がやっと。また、為替自由化のもとでは、余った金はアメリカへ流れ、景気を支える資金になってしまうので難しい」

引用出典:東京新聞、2000年11月7日、http://www.tokyo-np.co.jp/news/2000110714.shtml




 2000-11-26  加藤政局2(語録補遺)

 20日(月)のNステで久米宏は松浪議員の水ぶっかけについて、「面白くしようとしてやってるわけじゃありませんからね」とまずはおどけてみせたが、その後真顔で「ああいうことをすると数秒後にはその映像が全世界に配信されてしまう、今はそういう時代であるということを国会議員の方たちはわかってない。とても残念です。時代感覚がなさすぎます」(要約)とコメントした。
 確かに「日本ノ国会、野蛮デスネ」とヨソの国の人に笑われるのはヤだけど、そのことと「時代感覚」とは別次元の話のような気がする。よくわからんけど。

 20日に続いて21日のNステも、スタジオゲストの矢野絢也のおかげで非常に面白かった。矢野氏の書く政治コラムは公明党関係の内輪話を除けば平凡なものだと思うが、関西訛りの語りには自然な諧謔があってトゲが無く、聞いていて気持ちがいい。こういうのは話術というより人柄なんだろうなあ。
 他の人物のも含め、印象に残る言葉を書きとめておく。

20日Nステ。加藤紘一の「名誉ある撤退」発言について
福岡教授「今日の午後6時頃までは、加藤さんの発言には一つ一つの言葉に意味があった」
(夕方以降の発言はスジの通らない詭弁ばかりである、の謂。この直後、田原総一郎が福岡教授に次々難癖をつけ始めるのだが、それは省略)

20日News23。森総理擁護に徹したYKKの3人目について
矢野絢也「小泉さんは森さんに義理を果たした。ご立派に。この人、変人やと思っとったら今回は凡人でしたな〜」

21日Nステ(以下同)。加藤紘一が最後の意地さえ通せなかった原因
矢野絢也「二股かけていた弱さとずるさ。そこを野中さんに衝かれた」
渡辺真理「だけど、息できなくて死んじゃうわけではないですよね、除名されたって」
矢野絢也「支持率低くてダメだと言っているこういう世論の中で、そういう党に除名されたって、大勲章と違いますか?」
(この発言の時、矢野氏は左胸の前で両手の人差し指と親指で「勲章」を作ってみせたのだが、その仕草が真中瞳のドキドキ◆と酷似していて可笑しかった)

誘導尋問の楽しみ
田原 「森さんを守るのか、自民党を守るのか、この国をよくしたいのか?」
野中広務「この国をよくしたいのです」 (……というサンデープロジェクト(19日)のVTRに対して)
久米宏「答えは、この3つの内だったらコレしかありませんよね(笑)」
(と、田原総一郎お得意のムチャクチャな設問に呆れた久米宏だが、国会担当の三反園記者に話を振るべく「信任を受けた森さんは、これで我が世の春がやって来るのでしょうか?」という原稿を読み上げている途中で、「これも誘導尋問ですね」と苦笑することとなった)

(自民党実力者たちが)信任された森総理を辞めさせる方法
矢野絢也「場合によっては、5人衆でお作りになった総理だから、また密室に集まって、しめやかに引導をお渡しになるというのも一つの方法でしょうね」
久米宏「同じ部屋に集まってね」
矢野絢也「いやー、それはもう首尾一貫したことになると思いますな、それは」
(「しめやかに」という表現に渡辺真理嬢大ウケ。「首尾一貫」ってのも気が利いている)

 おまけ。20日の、松浪議員水ぶっかけで国会大紛糾のその後。
   久米宏 「宜嗣さん、本会議場が少し静かになったようですが?」
 渡辺宜嗣アナ「静かになった理由は、休憩に入ったからです」
 ズッコケる久米宏。♪ちゃんちゃん。



 2000-11-25  自衛隊スパイ事件3 /gooの検閲について追記

 24日、自衛隊スパイ事件について読売新聞WEBに元海自三佐事件、愛児の病や修士論文が引き金にという記事が出た。検察(≒公安)の提示するストーリーを忠実になぞったもので(10月17日の雑談参照)、内偵期間やロシア側に渡った情報の価値への言及はない。ツッコミも検証もない典型的な垂れ流しだが、事件報道初期は金目当ての犯行とされていたのが、この記事では(金銭授受の記述はあるものの)萩崎被告の動機(=目的)は「ロシア海軍の資料や論文に対する助言」に修正されている。この件は9月29日のNステでも報道されているが、備忘のためリンクしておく。

 以前、「gooは特定のキーワードを排除している気配があってちょっと嫌な感じ。公式にはデータベースには一切手を加えていないとされているが」と書いたが、その公式発言の出典が見つかったので過去ログ(6月4日の項)に追記した。(出典はINTERNET Watchちょっと知りたいページの裏側 第3回:goo



 2000-11-23  加藤政局

 “加藤政局”は造反派が決議に欠席するという結末となり、「茶番」「肩透かし」「尻すぼみ」「国民の期待を裏切った」「大山鳴動して何も出ず」等々さんざんにこきおろされているが、特に何を期待していたわけでもない者の目には、決戦当日の造反派の敵前急転回は面白い見世物だった。
 加藤政局が「茶番」として終わることが判明した月曜夜のNステは非常に面白いTVショーとなった。スタジオゲストの田原総一郎の功績大。数年前から感じていたことだがあの頑迷偏屈な司会ぶりは番組構成上の演出ではなく天然モノのボケなんだなぁ。もうひとりのゲスト福岡教授に無礼な物言いで論点のズレた喧嘩腰のツッコミを入れまくり。必死に応戦する教授はまるでいぢめられっ子であった。そういや久米宏まで(自分のコメントに対する教授のリアクションに)「隣でそういう笑い方しないで下さいよ。……後輩のくせに(笑)」と、今までにないパターンで教授にツッコミ入れてたなあ。福岡教授、いぢめられキャラ定着か。
 田原・福岡コンビの漫談の出来には久米宏も満足だったようで「ニュースステーションは、国会がつまんないので番組を無理やり面白くしようとしているのではありません」と茶目っ気たっぷりにお断りコメントを挿入。Nステ(=久米宏)が本領発揮するのはやっぱり政局ネタだな。

 上で「何を期待していたわけでもない」と書いたが、もちろん森退陣が実現するなら喜ばしいことだとは思っていた。「赤ちゃんだから仕方ない」(by 青木元官房長官)とはいえ、ああいう人物が総理の座に居つづけるというのは国辱だから。
 森倒閣は本来自民党の一部造反派ではなく野党の役目である。中継インタビューに応じた民主党の鳩山代表は久米宏に内閣不信任案不首尾の責任を問われると全責任は加藤紘一らにあるとほのめかし、重ねて「民主党として何かできなかったのか?」と問われると、「覚悟のない人達にそんなこと(造反派への助力)をしてもしょうがないじゃないですか!」と逆ギレしていた。野党第一党の代表が倒閣失敗の責任を問われて他力本願&責任転嫁&感情失禁のみっともない応答。私は面白いと思うだけだが、民主党支持者はどう感じたのやら。

 松浪健四郎議員の水ぶっかけは絶妙のタイミングであった。議事進行上も、生放送中のTV番組的にも。誰が演出したんだろ。久米宏は「面白くしようとしてやってるわけじゃありませんからね」と2度目のお断り。(今、この番組は、すごく面白いことになっている)と、久米宏も強く意識していたんだろう。
 松浪議員といえば、21日のNステで記者に取り囲まれて退場する映像が流れたが、記者の「文字どおり水を差すという恰好となりましたが」というコテコテな質問は笑えた。一呼吸おいて、他の記者が小声で「ほんまや」の合いの手。国会記者クラブは今や吉本ノリの世界らしい。

 思わず発した一言、反射的な仕草にその人物の性格・器量が如実に現われる。鳩山代表しかり。松浪議員しかり。橋本龍太郎の「(加藤紘一を追い込んで)熱いフライパンの上の猫のように踊らせてやれ」というセリフも、たぶんその種のものなんだろう。短気な人物であることは周知の事実だが、性格の深いところに邪悪なものの存在を感じさせる言葉である。

 News23には20日深夜までに視聴者からのメールが約1500通届いたそうな。Nステには21日夜の時点で約3000通のメールが来たとか。意見表明することは大事だと思う。が、造反派の不甲斐なさに怒るなら、その声はまずは当事者である加藤・山崎代議士や彼らの子分に送るのがスジである。マスコミに怒りや失望のメールを送った人達って、ちゃんとそっち方面にも同文メールを送信したんだろうか? 自民党支持の人達(だよな、あの結末に失望したということは)が誰にメールを送ろうが私には関係ないことなんだけど。
 ……とここまで書いて、事実確認のため録画したビデオを見直していたら、20日のNステで福岡教授が「加藤氏のもとには約50万通のメールが届いている」と発言しているのに気づいた。20日以前にそれだけの数が届いていたということは、「茶番」露呈後にも相当数のメールが送られたことであろーね。



 2000-11-22  NステWEBのこと3

 4日の項でちょっとふれたNステWEBの変則的な投稿フォームが、18日の更新で普通の形態に変更になった。以前のアレはやはり過渡的な処理だったようで。
 20日には「渡辺真理の200字」がまた更新された(#22)。更新頻度が上がり、今回は背景画像も差し換えられている。偶然だけど、この雑談に書いた要望が日をおかずに次々実現して気分上々。(^^)v



 2000-11-16  ぐずぐずな日々

 久々に約10日間ぶっつづけで真面目に働いた反動で心も体も緩みっぱなし。月曜夕方には最後の一件を片付けた解放感で友人宅に遊びに行ったのだが、強烈な睡魔と疲労感に襲われて早々に帰宅して昏倒するていたらく。火曜の夕方になってようやく起きだし自動録画されていた月曜のNステを見ると、楽しみにしていたビートルズ・ビデオクリップの直前でテープが終わっている(泣)。
 疲労が抜けない。水曜になっても半病人状態。断続的に昏睡して濃厚な連続モノの夢を見る。
 今日は朝4時に友人からの電話で起きた。時計を見ても窓の外を見ても午前か午後かわからない。X68000の話をしながら頭の中では同時に夢が進行している。電話で話している自分と夢を見ている自分の両方を眺めて「おぉ意識が綺麗に分裂してるぞ」と面白がっている3人目の自分がいる、という状態が数分続いた。未明の電話も含めてこれ全部が夢だったのかも。ノートには「ATTRIB」「ACE」「シネマハウス」など、意味不明(見当はつくが確信がもてない)の断片が記されている。
 続きものの夢にはテーマ曲があった。とても大事なことのように思えて寝ぼけながらメモしたのだが、覚醒した今それを見ても全然メロディーが蘇らない(そもそも意味のある譜面になっていない)。悲しい。悲しいといえば、テープを巻き戻すのを忘れていて水曜のNステは前半10分しか録画されていなかった。あ、……バカだね。仮に巻き戻してあっても月曜と同様途中で切れてしまう。新しいテープと入れ換えないといけなかったのか。と、今ごろ気づいても無意味ではある。ビートルズ・ビデオクリップは再放送はしない(版権の関係でできない)んだろうなあ。
 メモでは思い出せない夢のメロディー、録画失敗したビデオクリップ。アナロジーのようだが暗合というほどでもない。意味なんて何もない。

 そんなだらけた日常のテーマ曲:♪ミミミシレレレドミーファソー ララララソ〜  ←とほほ(-_-;)



 2000-11-13  永田町用語の「政局」/鬼束ちひろ/Yahoo!登録の謎(12-28加筆)

 これは先々週のトピックだが、田中真紀子が「自民党の明日を創る会」を脱会した。「会は派閥(加藤派)の別働隊」等いろいろ批判発言をしたらしい。なにをいまさら。結成当初から承知の上だろうに。7月5日のニュースステーション生出演の時、仮に、久米宏が「創る会」とYKKの関係について問いただしていたら、田中真紀子はなんと答えたんだろーか。

−*−

 扇建設相、髪をメッシュにしている。良い。保守党の党首に祭り上げられた頃に比べると、約半年で髪型も肌の色艶も十歳以上若返っているような。

−*−

 6日のNステで「政局」解説。福岡教授によると永田町用語の「政局」は、総理の進退を含む大波乱・対決を指すんだそうな(「政局にする」等の使い方をする)。知らなかった。今までこの雑談で何度か「政局」という言葉を使っていたと思うが、私の用法は辞書に載っている普通の意味です。

−*−

 テレ朝の深夜ドラマ「トリック」を見続けていたのは主題歌の「月光」が気に入っていたからでもある。7日深夜のトーク番組でその作者(&歌い手)の鬼束ちひろを目撃。「トリック」最終回のエンディングで画面に登場したので美形なのは知っていたが、大人のお色気を発散する美人なのに驚かされた。
 そういえば。鬼束ちひろの「月光」と花*花の新曲(曲名不明)「あ〜よかった」のTVCFがほぼ同じ時期に流れていたが、歌い出し部分(?)が異様に似ていてTVで耳にするたび混乱させられた。

 ・ 鬼束ちひろ公式ホームページ
 ・ 花*花公式ホームページ


追記 (12-28)
 花*花の曲名「あ〜よかった」が判明したので加筆。


−*−

 「渡辺真理の200字」が6日に続き8日にも更新(#21)。善哉善哉。
 天気予報を信じてセーターに革ジャンで外出、汗だくになる(東京に寒気が来たのは週末)。

−*−

 日本赤軍の重信房子が大阪で逮捕された。9日のNステは日本赤軍の特集。シメで渡辺真理嬢が発した「久米さんや萩谷さんの世代には思い入れがあるのかもしれませんが、私たちの世代にとってはテロリストでしかない」というコメントが非常に印象的であった。

−*−

 石器捏造とかアメリカ大統領選大混乱とかの滑稽な(だと私は思う)出来事がいろいろあったが、先週は多忙で精神的に余裕がなかったためかニュースを見てもほとんど興味を感じなかった。

−*−

 初心者にメールでパソコン指南するのは難儀であると以前書いた。その後もインターネットについてなどいろいろアドバイスしていたのだが、過日、「ホームページが完成しました」との知らせがきた。視察に行くとページのあちこちに飾りアイコンが散りばめてある。素材集から適当に選んでとりあえず張り付けてみたらしい。「→」は何も指し示さず、「赤いポスト」は単なる文章の区切り記号、「エンピツ」は空しくアニメーションを繰り返し、「自己紹介」「新着情報」アイコンは対応するコンテンツが無い。
 それでも初心者が独力で製作したにしては「よく出来ました」なのかも……と思いつつページをスクロールさせると、なんと商品注文フォームが設置されている。いきなり商売かい。いや、WEBでビジネスは結構。しかしそれなら商品説明や自己紹介をちゃんと書き、ページの見栄えも整えてから始めりゃいいのに、とは思ったが口出しは自重した。
 先週、その御仁からメールが来た。「Yahoo!に登録されました」だって。“弟子”の快挙として喜ぶべきなんだろうが、しかし、Yahoo!の審査基準って、いったい? 以前私が制作代行した某社某部門の公式ホームページは申請却下(無視)されている。正直言ってちょっと不愉快である(笑)。



 2000-11-10  今週は多忙

 月曜から金曜まで毎日仕事で外出。まっとうな勤め人みたいな一週間。もっとも、家を出るのは日によって朝8時だったり夜8時だったりしてすごく変則的だったが。



 2000-11-07  NステWEBのこと2

 6日にNステのホームページが更新された。今回の更新では「未更新のお詫び」と誤字(「手洗い」)についての異例の告知がされている。1週間程度の更新停滞なんて今まで何度もあったと思うけどな?
 告知文では「スタッフの諸事情で〜更新されませんでした」と説明しているが、たぶんコンテンツ製作の遅れではなく、ページ製作環境が壊れてたんだろう。6日以前に何度かファイル更新を試みた痕跡がある(ファイルを転送してもサーバー側に更新内容が反映しない、というトラブルのように見えた)。
 「手洗い」についてはWEB管理人のもとにご指摘メールがかなり届いたとのこと。世の中には親切な人が多いね。見つけても雑談のネタにして笑ってるだけの誰かさんとは大違いである。(^^;)

 「渡辺真理の200字」も更新された。4日の項で希望した2件のうち1つは早々に実現した。トップメニューにFlashを使っている件も改善されることを期待したい(Flashを残してもいいけど、サイトマップを復活させるなど代替アクセス法を用意して欲しい)。


 久々にTBS公式ページにアクセス。トップページ最下部の「著作権について」がデッドリンクになっている(ファイル名指定ミス、×: index_rights-j.html → ○: index_rights-j.htm)。みっともないなあ。いつからあの状態になってるんだろ。誰かメールで教えてあげればいいのに。(←「誰か」の中に自分は入ってない)



 2000-11-04  NステWEBのこと (12-17追記)

 NステWEBのリニューアルに対応するためのリンク修正作業、一応完了。デッドリンクが6箇所もあった。
 雑談ページではお気軽にリンクを張っている。過去ログ全体のチェックをしたらデッドリンクが無数にあるだろうなあ。「リンクページ」は定期的にチェックが必要かもしれないが、他のページについては考えないことにしよう。やり始めたらえらいことになりそうだ。(--;)


 NステWEBの構成については、フレームの多用&分割スタイルの頻繁な変更、JavaScriptがOFFだと使えないプルダウンメニューなど以前から不満があったが、これらは趣味の問題とも言える。が、今回のリニューアルは実用面で大いに問題がある。メインメニュー(目次)をFlashにしていて、Flash未対応のブラウザではメニューが表示されない。Flashプラグインを入れてあってもセキュリティ設定が「高(安全)」だと「このページのActiveX コントロールは安全ではない」旨の警告が出てメニューは見られない(MSIEの場合)。かくして、最新ブラウザ&セキュリティ設定甘めでないとごく一部のページにしかアクセスできない困ったサイトになっているのである。リニューアル前はサイトの構成(経路)がわからなくてもサイトマップから飛ぶことができたが、現在はこの逃げ道も無くなっている。
 JAVAやJavaScript、動画などは閲覧する側に負荷とリスクを負わせるのだから必然性のある場面で使うべきだろう。COOLを売りにするデザイナー系サイトならまだしも、ニュース番組のサイトがメニュー(目次)をFlashにする意味なんてあるのかね?

 フレームのターゲット指定が一部おかしいとか、「TOP」ボタンで戻ると“メニューの無いトップページ”に飛んでしまうページがあるとか、(この件は私の勘違い)「渡辺真理の200字」テキスト版のバックナンバー間のリンクが一部おかしい(QuickTime版に飛んでしまうページがある(*))とか、廃棄されたフレームセットの残骸が一部の階層に残っているとか、細かい問題はいろいろあるけど、こんなのはWEBではありふれた凡ミスの類だからあえてどうこう言う気はない(言ってるぜおい)。

 「渡辺真理の200字」のQuickTime動画はなんとかして欲しいなあ。エッセイの文面をテロップ風に1行単位で表示させるだけなんて情けない。まともな動画にする必要はないが、せめて背景画を数パターンに増やすとかの工夫はできないものか。あれではQuickTimeを使ってる意味ないじゃん。もともと無理があるんだけど。動画は別企画に期待すべきか。
 ついでに言うと、あのコーナーは併設しているテキスト版の方をデフォルトにすべきだと思う。あの動画、最新版のQuickTimeでないと表示できないんだもん(Windows98プリインストール・マシンに入っているバージョンでは表示できない)。表示環境が限定されるページをデフォルトにするのはまずいでしょ。
 う〜む。この種の文句を書いていると口調(文体)がガキっぽくなるのはなぜダ。

 あのサイトの「ご意見・情報募集」の投稿フォームはURLがちょっと変わっていて途中に転送処理を挟んでいる。経路解析でもしているのかと不審に思っていたのだが、あれは単にサーバーを振り分けているだけのようで。なんで直接WWW1サーバーにリンクしないのかは謎だが。ま、こんなのはどうでもいいこと。

 あれこれ書き連ねたが要点は2つ。Flashでメニューはまずい。「渡辺真理の200字」はもっと更新頻度を上げてくれると嬉しい。以上である。

(*) 2000-12-17追記:このリンクミスはすでに修正されている(のを本日確認)。



 2000-11-02  NステWEBのこと(予告編)

 ニュースステーションのホームページが先月中旬リニューアルして大幅にサイト構成(ファイル配置)が変わった。トップページ以外の配下のページにリンクしていた関連サイトでは、これに合わせてリンク修正をしている。
 ……ということは先月下旬には認識していたのだが、ヒトゴトのように思っていた。迂闊というかタコである。うちのサイトからもトップページ以外(「渡辺真理の200字」など)にいくつかリンクしているのに、さっき気づいた。(--;)
 今は時間が無いのでリンクの修正は後日。ノンポリさんが言及している(10/30の独り言)「Nステのサイトの構成はおかしい」件についても、後日あらためて書きます。



過去の雑談目次   ▲トップページに戻る