近況雑談の過去ログ43(2003年1月)


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脱北日本人妻関連の雑談は 脱北日本人妻報道に纏めた。 

田口ランディ&盗作検証本関連の雑談は 田口ランディ盗作疑惑に纏めた。 

01-31 日本人妻:帰国(2) /Nステに「律動体操」
01-29 日本人妻:帰国 /「メリーにくびったけ」
01-28 日本人妻:帰国近し /脱北支援NGOに外務省の金?
01-23 日本人妻:誘拐か濡れ衣か(2)
01-22 北朝鮮のTVが大人気?
01-20 盗作作家コラムが終了 /日本人妻「保護」報道@TV
01-19 日本人妻:誘拐か濡れ衣か /律動体操
01-18 脱北日本人妻身柄拘束 /「シックス・センス」他
01-17 でっかい手紙 (Klez、ウイルス駆除ツール Stinger)
01-16 久米宏「金正日以外は全部」 /日本人妻 /バックアップ失敗
01-14 記事備忘(「北鮮」、脱北日本人妻)
01-13 北朝鮮映像@日テレBワイド /脱北日本人妻@Nステ(2)
01-11 失踪者40人リスト /脱北日本人妻は誘拐団の人質?
01-10 変則カレンダー /不明40人報道@Nステ
01-08 田口ランディ公式サイト&ワッチサイト /中村京子@赤ひげ
01-06 2ちゃん語 /「小林サッカー」他 /『猫たちを救う犬』の近況
01-05 盗作作家@中森明夫コラム  
01-04 謹賀新年

 2003-01-31  Nステに「律動体操」

 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。


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 30日のNステで「律動体操」が登場(「徹底大研究 北朝鮮テレビ事情」小特集)。女性ナレーターが気取った口調で解説し辛辣な寸評で落とすという「ブラックワイドショー」の手法をまんまパクってやんの(元ネタのBワイドを知っているNステ視聴者はごく少数だろうから、これをパロディと呼ぶのは苦しい)。

 「出ちゃいました、律動体操。これまで幼稚園、少年、大衆、老人と4つの律動体操があるとされてきましたが、……見つけちゃいました。さらに別の体操です」

 ↑ セリフ回しまでそっくり。で、その「別の体操」として「託児所子供・健康運動」なるものの映像が紹介されたのだが、短すぎてよくわからんかった(映像が出たのは他の律動体操と合わせても30秒程度)。宮崎氏(日本人脱北者)によると、出ている子供たちが皆健康的で肥えているのは労働党幹部の子弟だからなんだそうな。

 上でパクリと書いたが、この程度のイタダキはTV業界ではアリアリなんだろうな。それはまあいいとして、バイオリンを達者に弾く幼稚園児の映像にケチをつける部分には疑問を感じた。専門家の「年齢がもうちょっと上の人の演奏を後から被せている」云々の分析に続けて、

  「弾いてないそうです」

 と、おちょくりナレを入れていたが、こういう意地悪をするなら女の子の顔にはモザイクをかけるなどの処理をすべきだったと思う。



 2003-01-29  「メリーにくびったけ」

 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。


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 先週TVで「メリーにくびったけ」を観た。ちょっとお下品ネタありの恋愛コメディだということは知っていたのだが、実態はお馬鹿映画であった。
 お下品でもお馬鹿でもいいけどさ、そんなの画面に出すのはやりすぎだろおい、と呆れつつ見ていると次のシーンでさらに追い討ちギャグ。不意を衝かれて笑ってしまった。ので、ちょっと落書き。(お下品でスマヌ)

   キャメロン・ディアス(嘘) ↓

くびったけ


 2003-01-28  日本人妻:帰国近し /脱北支援NGOに外務省の金? (01-31追記)

 この項は 脱北日本人妻報道 に纏めた。



 2003-01-23  日本人妻:誘拐か濡れ衣か(2) (01-28追記)

 本日のNステも北朝鮮の反米TVドラマ「ハンナのこだま」を取り上げた。やっぱりこのドラマ、大人気なんだな……日本のマスコミに。


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 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。



 2003-01-22  北朝鮮のTVが大人気?

 昨日、久しぶりに夕方6時台のTVニュースを見るとCXスーパーニュースとTBSニュースの森が北朝鮮の反米ドラマ(同じもの)を紹介していた。ニュースの森は「お年寄り律動体操」や「幼稚園律動体操」もちょっとだけ放送。TVドラマは国情を窺う一助ともなろうが、律動体操は深夜番組ネタだと思うゾ。もしかしてこれ、ブレイク中なのかしらん。

 ニュースの森とスーパーニュースは今日も北朝鮮TVドラマを紹介。ザッピングしてみたら数秒差で同じシーンを流してやんの。ブレイクしてるのはこっちの方か。


 TV局が他局のコンテンツを放送する時には当然契約を結んでしかるべき代価を支払うのだろうが、北朝鮮のTV番組を連日“素材扱い”して細切れで流している日本のTV局は、北朝鮮になにがしかの金を払っているんだろうか? ニュースの場合は「北朝鮮のTVがこの件をこういう論調で伝えた」という“報道”だからOKだろうが、ドラマや律動体操なんかの場合は? 国交も無いし協定も無い(?)から使い放題なのかね?

 もし“使い放題”なのだとすると、律動体操の動画をネットで公開しても無問題なんだろうか? まあ仮にそうだとしても、それが日本のTV放送から動画に落としたものなら日本の放送局の権利を侵害している、ということになりそうだが。よくわからんけど。

 ここ数日、「律動体操」を検索して当サイトにアクセスする人が多い。目当ては動画だろう。私も探してみた。あるねえ、やっぱり。探すもなにも、Googleなら一発。

 (この項、23日アップロード)



 2003-01-20  盗作作家コラムが終了 /日本人妻「保護」報道@TV

 この項の前半は田口ランディ盗作疑惑に纏めた。


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 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。



 2003-01-19  日本人妻:誘拐か濡れ衣か /律動体操

 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。


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 11日の項で「救う会」が公表した40人リストが新聞社サイトの拉致問題(日朝問題)特集ページに見当たらない云々と書いたが、毎日の特集ページにリスト紹介ページへのリンクがあるのに気づいた(見落としていたのかと思い確認してみたが、少なくとも15日未明にはまだリンクされていなかった)。

 ・ 北朝鮮による拉致の可能性のある方々 (毎日)


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 「北朝鮮・律動体操」に対する視聴者の食い付きが好調らしい。昨夜の日テレ「ブラックワイドショー」は律動体操4種(幼稚園、少年、大衆、老人)をほぼ全編放送。「大衆」と「老人」は地上波初登場とのこと(Bワイドはおちゃらけ冗談番組なので“初登場”というのは真に受けないほうがいいかも)。

 この後者2つはあまりインパクトはなかった。「大衆」は女性がレオタード姿である他に見所なし、「老人」は演歌調の曲でスローなラジオ体操をしてみました、という程度のもので感興をそそるものではない。見物はやはり「幼稚園」と「少年」。しかしこれも、先日書いたように長い時間(1分以上)見ていると感覚が慣れてしまって、飽きる。こういうのは受動的に見ているだけではダメで、振り付けを覚えて自分も一緒に体を動かさないといかんのだな。ということで、最後に流れた「少年」は振りを覚えるつもりで一緒に手を動かしてみたのだが……途中で深い虚無感に襲われて頓挫。



 2003-01-18  脱北日本人妻身柄拘束 /「シックス・センス」他 (02-01追記)

 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。


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 「シックス・センス」は秀作。ちょっとグロい描写もあるけど。予備知識無しだったら仕掛け(ラストのドンデン)には気づかなかったかも。霊に関する設定が昔“霊が見える人”に聞いた話と一致する点が多く興味深かった(霊は自分の見たいものしか見ない、など)。なにか共通の元ネタ(雛型)があるのか、真実を共有しているからこそ一致するのか、私は霊感ゼロで霊界話にも疎いので判断不能。

 今夜は「RONIN」を鑑賞。前半は良かった。中盤で赤穂浪士が引き合いに出され、これが“浪人”というタイトルにもなっている。主人公たちは確かに“浪人”ではあるが、他に四十七士との共通点は無い。引用元の選定を誤っている。



 2003-01-17  でっかい手紙 (Klez、ウイルス駆除ツール Stinger) (01-18追記)

 ネットを巡回していたら「でっかい手紙」という言葉が。

 「でっかい=サイズが大きい=Klez感染メール」という単純連想で久々にウイルス保管フォルダをチェック。HybrisやBadtransに比べKlezは息が長い。昨年5月に最初の1通が届いて以来、いまだに10通/月ペースで送られてくる(なぜか9、10月はパッタリ途絶えていた)。

 5月初旬に3通ほど調べて、後はサイズ(119KB〜187KB)だけ見てKlezと見なしていたのだが、もしかしたらこの中に新種あるいは別系統のウイルスが混ざっているかも、と思いつきIPAセキュリティセンターMcAfeeウイルス情報を読んでみた。いろいろ新種が出まわってんだなあ。

 McAfeeのサイトからウイルス駆除ツール Stinger(*) をダウンロードしてウイルス保管フォルダで試してみた。添付ファイルを取り出してない状態でも判定可能。01年11月にW32.Badtrans.Bに感染した友人から送られてきたウイルスは、このMcAfeeのStingerでは「PWS-Hooker trojan」と表示される。これを除き他はすべて「W32/Klez.h@MM virus」で新種や珍種は無かった。ちぇっ。

(*) Stinger の現バージョンは最新流行の6種類(WEBページの説明では5種類)のみを対象にしている。


追記 (01-18)
 アホなこと書いていた。Stingerはメジャーな最新流行型の駆除に特化したツールだから珍種の発見はできない(たぶん)。

 表示されるウイルス名の「@MM」の意味がわからないので調べてみた。これは「大量メール送信型」を意味する接尾辞とのこと。↓

 ・ ウイルスの名前をもっとシンプルに! (1/8、ZDNet News



 2003-01-16  バックアップ失敗

 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。


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 Windows再インストール後の環境再構築にえらく手間がかかった。しかも不完全。レジストリはこまめにバックアップしてあったのだが、OSを再インストールしたところに古いレジストリを書き戻すわけにもいかんからねえ。

 次の災厄に備えてWinCDRでドライブバックアップを作成。テストしてみたら起動ディスクで起動できねえんでやんの。WinCDRをアップデートした以外、心当たり無し。WinCDRではなくWindowsで起動ディスクを作成し、これに必要ファイル(ノートン・ゴーストなど)をコピーしてみたところ起動&ゴースト立ち上げに成功。が、CDに焼いたイメージのテストが途中で止まってしまう。CD-ROMドライブがヘタレているせいのような気がするが、原因がなんであれ、これでは復元用バックアップとしてはアテにできない。まいった。



 2003-01-14  記事備忘(「北鮮」、脱北日本人妻) (01-15午後追記)

 遠山文部科学大臣が「北鮮」を連呼して釈明。TVで元警察官僚が使うのはOKだが(10日の項参照)現役閣僚が使うのはNGらしい。妙な話だ。妙といえば、イケイケのタカ派政治家なら確信的に使うということもあるだろうが、文部省出身の文相がこの情勢下で“他意なく”口にしてしまいました、というのも奇妙な話ではある。

 ・ 「北鮮」と繰り返し発言、すぐ訂正 会見で文科相 (1/14、朝日:北朝鮮
 ・ 文科相が「北鮮」発言…他意なしと釈明 (1/14、読売)


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 2003-01-13  北朝鮮映像@日テレBワイド /脱北日本人妻@Nステ(2)

 先週の日テレ「ブラックワイドショー」はリクエスト特集で、実質的に“北朝鮮お笑い映像”の総集編になっていた。

 「幼稚園律動体操」はほぼフルバージョンが流れたが、これに感じる面白さは“見慣れないものを見る驚き”なのでさすがに途中で飽きた。人間爆弾(空軍)や特攻犬は発想が旧日本軍的で妙な感慨あり。特攻犬を実戦に投入したのは旧ソ連だっけ(記憶曖昧)。特攻犬の標的となる米軍戦車(砲塔にM-60Aと大書)が小学生の作ったようなチャチなハリボテで、物悲しい“戦意高揚映像”であった。

 自転車部隊の映像に対して「世界に類を見ない」なんておちょくりナレーションを付けていた。Bワイドのスタッフは旧日本軍の銀輪部隊やドイツの自転車部隊の栄光の歴史を知らないらしい。スイスの自転車部隊は今も現役のはず。

 「喜び組」など美女関係の映像もいろいろ流れたが、秘密パーティーの映像(美女軍団によるセクシーダンスの数々)はどこから流出したものなんだろ。劣化が激しく、10年以上前のものに思えた。


追記 (04-21)
 訂正加筆: 「幼稚園律動体操」はほぼフルバージョン (後半少し省略)


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 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。



 2003-01-11  失踪者40人リスト・脱北日本人妻は誘拐団の人質? (01-19追記)

 ・ 40人の氏名とプロフィール[写真付き] (1/10、ANN NEWS
 ・ 拉致の可能性 40人のリスト公開(1/10、NNN24.COM

 TV局サイトのニュースでは「救う会」が公表した「40人のリスト」が掲載されているのに、新聞社サイトの拉致問題(日朝問題)特集ページには見当たらない。引っ掛かるのでメモ&リンクしておく。

  日朝問題(拉致事件)特集ページ: 毎日朝日読売共同(2003年)


追記 (01-19)
 毎日の特集ページにリスト紹介ページへのリンクが追加された。(15〜19日)

 ・ 北朝鮮による拉致の可能性のある方々 (毎日)


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 脱北日本人妻については 脱北日本人妻報道 に纏めた。



 2003-01-10  変則カレンダー /不明40人報道@Nステ

 先日アキバでCD−Rの50枚パック(筒型)を購入。2000円。今は10枚組が800円前後だからほぼ半額だと思ったのだが。封を開けてプラケースが付いていないのに気づいた。バカだね、パックの形状でわかりそうなものだが。本日、プラケースよりずっと安い不織布ケースを買い足して「やっぱり安い買物だった」ということにする。

 電話で日程の打ち合わせ中にふと壁にぶら下げたカレンダー(「メイプル」の付録)に目をやると10日(今日)は右から3番目。「う? 今日って木曜だっけ? 昨夜のNステは河野スポーツだったから今日は金曜のはずだが?」と動転しつつよく見ると、このカレンダーは日曜を右端に配置しているのであった。これから1年、同じような混乱を何度も繰り返すのだろうなあ。


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 「救う会」が北朝鮮に拉致された可能性のある40人の実名を公表、「調査会」を設立。
 本日のNステは「救う会」会長の佐藤勝巳氏が生出演。間に「北朝鮮工作員の拉致の手口」小特集を挟み、この件に30分をかけた。
 前半部で失踪者の家族のインタビューVなどを挟みつつ40人の失踪当時の状況説明原稿を渡辺真理嬢と上山アナが11分以上にわたって交互に読み上げるという間延びした構成。佐藤氏の発言時間を圧縮するためにわざとこういう気の利かない構成にしたのかも。冗談はさておき。この日のNステ前半30分は「救う会」の広報番組状態であった。森永コメンテーターは一言も発せず。

 久米宏はゲストと対話する時、しばしばそっぽを向いたまま相槌を打つのだが(モニターでのオンエア画面のチェックを優先)、佐藤氏に対しては身を乗り出すような姿勢で話していたのが印象的だった。“私はあなたの(視聴者に対しては「ゲストの」)話を真剣に聞いています”というわかりやすいボディーランゲージ。

 もう一つ印象的だったこと。「拉致の手口」小特集で元警察庁長官・山田英雄氏のインタビューVが何度か挿入されていたが、山田氏は二度「北鮮」と発言していた。生放送ではなくVだからこれは番組スタッフが意識的に“生かした”ものだろう。もう総連は怖くないぞ、ということか。「北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国」という独特の言い回しがマスコミから消える日もそう遠くはないのかも。


 News23はこの件を4分程度に纏めて淡々と報道。内容からいってこれが妥当な扱いであろう。

 ・ 不明40人の実名公表=「拉致と仮定し調査」 (1/10、時事通信)
 ・ 「特定失踪者問題調査会」、行方不明者40人を公表 (1/10、朝日:拉致事件



 2003-01-08  田口ランディ公式サイト&ワッチサイト /中村京子@赤ひげ

 予告から2カ月遅れて1月1日に田口ランディの公式サイトがオープンした。テキストも含めページ全体を1枚の画像にしてしまうなど“極悪”な作り方。他にもツッコミどころ満載。問題点を詳細に指摘するページが早々と立ち上がっている。

 ・ 田口ランディ公式サイト
 ・ ランディを笑え! /ランディ公式サイト観察インパクを笑え!


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 よしもとばななが12月2日の日記で盗作作家・田口ランディを擁護した件(*)で、お笑いパソコン日誌からリンクされているのに気づいた。遡って過去ログを読んでみたら12月3日の項で中村京子氏の日記に言及(リンク)している。WEB(と書いて世間と読む)は狭いね。(わかってるわかってる、狭いのは私の世間デス。)

 中村氏については昨年8月17日の雑談でちょっとふれたが、ホームページは休眠状態だったのでそれきりチェックしていなかった。「約一年ぶりに更新」とのことなのでさっそくアクセス。
 読んでみてびっくり。12月4日の日記に「(略)太秦到着。年末の特別番組『赤ひげ』の撮影でーす」とある。あれに出演していたのか。気づかなかった。しまった。録画消しちゃったよ。日記の記述から推して、ドラマ前半の血塗れ大手術の患者役だったらしいが……お顔はほとんど映らなかったような(自信なし)。

 ・ お笑いパソコン日誌
 ・ 中村京子のホームページ



 2003-01-06  2ちゃん語 /「小林サッカー」他 /『猫たちを救う犬』の近況

 ネットワーカー用語や2ちゃんねる方言はふだん口にしないように気をつけているのだが。友人宅での年越し&新年会でうっかり「マジレスしていい?」と口を滑らせてしまった。一瞬の間をおいて「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!」、「ネタニマジレスカコワルイ」、「小一時間問い詰め……」、「逝ってよし!」、「(´・ω・`)ショボーン」等々、ちゃんねらジャーゴンが激しく飛び交うOFF会状態に。
 君たち2ちゃんにハマリ過ぎ(藁
 オマエモナー


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 友人宅で「小林サッカー」を観た。TVや雑誌のレビューでは好意的な紹介が多かったと思うが、私は楽しめなかった。テンポが悪い。余計なエピソードは長いのにライバルチームの強さの見せ方は足りない、脇の話(ヒロインの変身)と本線を合流させる処理がまずく「小林寺拳法より太極拳のほうが凄いのかよ?」な描写になっている等、シナリオが稚拙。「小林寺拳法+サッカー」というアイデアは秀逸だし、マンガ的表現を実写(特撮)でやり通した画面演出は見物ではあったが。

 B級色の強いコメディは予備知識無しで、期待せず、てきとーに観るべきなんだろうなあ。「裸の銃を持つ男」シリーズや「オースティン・パワーズ」も深夜や昼下がりのTVで観る分には腹も立たないし、結構笑えたりするわけで。なんの期待もなく半分寝ぼけながら観た「スパイキッズ」は非常に良い出来だと思ったのだが、これも頭がしゃきっとした状態で観ていたら評価が変わっていたかも。
 余談。「スパイキッズ」は主演のアントニオ・バンデラスや彼の兄貴のシーンでスパニッシュなテーマ曲が繰り返し流れていた。作品内での意味が掴めなかったのだが、バンデラス=ラテン系の強調は、楽屋落ち的なくすぐりネタなのかも。


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 大晦日の昼前のTBSニュースで、猫300匹を飼っている男を紹介する海外トピックが流れた。部屋で飼っているのは30匹(50匹?)で残りは町のあちこちにいるんだそうな。バケツに大量のキャットフードを詰めて巡回に出掛ける男の姿を「エサ代大変だろうなー」とぼんやり眺めていたら「いつも犬のジニーが一緒」とかいうナレーション。ここで気づいた。この人の本、以前読んだことがある。

 『猫たちを救う犬』(P・ゴンザレス、L・フライシャー、草思社)。刊行は96年4月。96年3月付の訳者あとがきには「つい先日には、衛星放送の海外ニュースでも、ジニーとゴンザレスのコンビが紹介されていました」とある。マスメディアはこの手の動物ネタを繰り返し取り上げるものらしい。大晦日に流れた海外トピックではジニーについてほとんど触れていなかったが、この本はタイトルからわかるように“天使のジニー”に焦点を当てて書かれている。怪我をした猫(やその他いろいろな動物)を次々に発見して救助する雌犬ジニーの奇跡の物語(実話)。

 私は猫派だが本書には感動も共感もできなかった。救助談の語り口が思い入れ過剰で、ゴンザレス氏の主張や“自分語り”も独善的なんである。また、金銭面の話には強い疑問を感じた。キャットフードに「一日に十五から二十ドル」(p.180)かかり、これに予防接種や去勢手術の費用も加わる。さらに「このあたりの水はよくない」から「高価なボトル入りの水」を買い与えている、その高価な水も山の清流ではないと知って濾過器を購入、なんてことをしている。資産家の道楽ならいざしらず、ゴンザレス氏は事故で身障者となり労災保険で生活している人なのに。金の使い方が常軌を逸している。

 原書の刊行は95年。7年の歳月を経た今も“傷ついた猫の救助活動”を続けているらしいが、その財源はどうなっているんだろう。ニュースはゴンザレス氏の財政状況については言及しなかった。

 (この項、8日アップロード)



 2003-01-05  盗作作家@中森明夫コラム

 この項は田口ランディ盗作疑惑に纏めた。



 2003-01-04  謹賀新年

 本年もよろしく。

 大晦日に友人宅に集まり年越し&新年会。映画を観まくった。今回初めて黒澤明の「赤ひげ」を観たのだが、昨年暮れにCXが放送した「赤ひげ」とそっくり(話が逆)。あのTVドラマは「黒澤の『赤ひげ』のリメイク」だから似ていて当然なのだが、あれほど曲の無い薄味のリメイクを作るぐらいなら“本物”を放映すればいいのに。

 コミケ参加者からお土産で同人本2点をいただく。クオリティーが高い。同人本も侮れない。「コミケ2日目」方面の御仁もいてスラッシュ話で盛り上がる。永田町801本(鳩×純)を入手したそうで、近いうちに読ませてもらえることになった。永田町801とくると私はどーしても野Φとか亀♯を思い浮かべてしまうのだが、鳩×純ならオーソドックスな801と思われる。
 ちなみにその2日目の御仁は永田町には興味がなく、ターゲットはお馬方面。深い。永田町以上に狭く深い……ように私は感じるのだが、実際にはこっちのほうが801界ではメジャーなんだろうなあ。よく知らんけど。

 環境復旧作業継続中。常用アプリの設定(レジストリ)が消えて四苦八苦している。

 (この項、5日アップロード)



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