近況雑談の過去ログ39(2002年9月)


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09-28 田口ランディの内容証明 /「アンテナ」映画化? (ログ移動 → 田口ランディ盗作疑惑
09-27 官邸の巨大机 /被害者をパパラッチ
09-25 Nステ(G優勝、工作船特集、チャンスの前髪)
09-24 真理ステ3週目(早野漫談) /民主党代表選
09-19 不審船→工作船
09-18 CX「破線の『意図』検証」 /映画「破線のマリス」
09-17 真理ステ2週目 /拉致問題
09-13 アフガン誤爆レポ /「セプテンバー11」
09-12 日テレ「カメラはビルの中にいた」
09-08 製作メモから
09-04 禁煙終了
09-02 ホルモン3 /石原都知事の妄言

 2002-09-28  田口ランディの内容証明 /「アンテナ」映画化?

 この項は田口ランディ盗作疑惑に纏めた。



 2002-09-27  官邸の巨大机 /被害者をパパラッチ

 真理ステ最終日。

 小泉首相が拉致被害者家族と面会のニュース、首相官邸のテーブルの巨大さと小泉首相の声の小ささが印象的だった。あんなでかいテーブル越しではまともに話なんかできないだろうに。いや、それが狙いか。首脳会談から10日も経ってからの面会となったのはあの巨大テーブルを急遽手配して官邸に運び込んでいたのかも。
 家族から「小泉さんの声が小さくて何を言っているのか聞き取れなかった」と不満が出たことについて小泉首相は「マイクは座った位置に合わせてあったが私は立って話したから(マイクが音を拾えなかったのだろう)」と珍妙な言い訳。街頭演説じゃあるまいし。室内で30人ほどを相手に話すのにマイクが必要とはね。

 こういう拉致問題の本筋から逸れた部分に反応するのはどうかとは思うが、しかしあの巨大テーブルと小泉首相の柄に似合わぬ小声は、やっぱり変。スルー不能。


*  *  *

 ・ <拉致事件>新聞協会、雑誌・民放に協力要請 過熱取材回避で (9/28、毎日)

 「山本さんの家族から『東京の週刊誌とかが家に断りもなく上がり込んで、家の中の写真を撮った社も1社あった』などの苦情があった」のだそうな。

 拉致被害者(と思われる人)の家族宅に侵入&盗撮か。マスコミはあいかわらずだな。どうあっても国にメディア規制法を作ってもらいたいらしい。

 (この項、28日アップロード)



 2002-09-25  Nステ(G優勝、工作船特集、チャンスの前髪)

 ヤクルトが負けて早い時間に巨人のリーグ優勝は決まっていたが巨人は延長戦の末にサヨナラ負け、六甲おろしの合唱の後で原監督の胴上げとなった昨日の阪神×巨人戦は、結末はトホホだが試合中継の視聴率は高記録だったそうで。ということは、試合延長で裏番組になってしまったNステの数字は当然下がったんだろうな。
 Nステでも祝勝会の中継準備をしていたのに延長戦突入で中継枠が宙に浮き、後半は段取り変更と余った時間の消化、緊張と弛緩が混交して味わい深かった。これぞ生放送の醍醐味。

 特集の「“北朝鮮工作船”真の目的は?」は、内容より映像エフェクトの多彩さが印象に強かった。Nステは昨年3月頃から劇的に画面演出の質が上がり、映像の遊び、凝り方がどんどん高進しているが、工作船&拉致事件への金正日の関わりの深さを追及する硬派な特集でここまでやるとは驚き。


 本日のNステで放送した「チャンスの前髪 〜豊川悦司」は豊川主演の映画「命」の宣伝も兼ねたもの。昨日は「命」原作者の柳美里敗訴(最高裁判決で「石に泳ぐ魚」出版差止めが確定)の日である。映画の公開日との絡みはあるにせよ賞味期限に余裕のある録画インタビューなのに、わざわざ判決の翌日に放送とは。意図は奈辺にありや?

 インタビュー内容は良かった。しかし不満は残る。短い! 幹事長人事で民主党紛糾なんてどーでもいいネタは飛ばして「チャンスの前髪」の枠を倍にしてほしかった。民主党の某議員もぼやいていたが「民主党を取り上げると視聴率が下がる」ぞ。
 冗談はさておき。小泉&自民党ばかり扱っていてはニュースショーとしてバランスが悪い(から野党ネタにもある程度時間を割く必要がある)ということなら「チャンスの前髪」に野党議員を招けばよろしい。野党とはいえ議員先生なら、なにがしかの“前髪”は掴んでいるはずだし。おお、我ながら名案かも。……真理嬢は嫌がるだろうけど。(^^;)



 2002-09-24  真理ステ3週目(早野漫談) /民主党代表選

 今年は6月に変則的なお休みがあったが(W杯がらみ?)、久米宏の夏休みは例年どおり。ということで“真理ステ”3週目突入。大変結構。しかし昨日のMC(真理嬢)+コメンテーター2人というスタジオの陣容はハズレであった。
 常連コメンテーター2人が同日(同席あるいは時間差)出演した前例はあるが、昨日の早野氏&萩谷氏体制は早野氏がメインゲスト扱い。これは初のパターンか? 番組コメンテーターがメインゲストの任を務めたって別にかまわないが問題は話の中身。内容空疎でしかもだらだらと長い。あの長口舌、「街頭採取した市民の声」なら編集されて5秒程度しかオンエアされないな(笑)。
 早野氏のコメントは中身が薄くてとりとめなく長いということは以前からわかっていたことだが、昨日の放送では勘の悪さも露見した。司会者の(進行上の)サインに気づかない。最近はTV慣れして語り口が崩れた漫談調になっているけど、生放送というものがわかってないんでしょうなあ。(←早野話法)

 私は“自分の話術に自信をもっている素人”が苦手。早野氏や納豆博士・小泉教授の漫談を聴いているとイライラする。ということで、上の評言はちょびっとマリスが入っている。


*  *  *

 民主党代表選で鳩山由紀夫が勝利(3選)。特に興味もないイベントだが党員・サポーターの半分が棄権という報には驚いた。これは、わざわざ金払って(1000円)投票権を買った熱心な(あるいは物好きな)人々でさえ、低レベルな党内抗争を見せつけられてその半数は投票日までに民主党を見放した、ということですかな。(←早野話法)

 ・ 民主党代表選:低投票率に民意表れ 「組織選挙」鳩山氏に利 (9/23、毎日)



 2002-09-19  不審船→工作船

 引き揚げた不審船内部に収容されていた小型艇から自爆用と思われる爆薬が発見されたというニュース、18日のNステでは船の呼称が不審船から「工作船」に変わっていた。説明は無し。WEB巡回して理由判明。↓

 ・ 「今後は工作船と呼ぶ」 不審船事件で国交相 (9/18、朝日、不審船沈没


 朝日の「北朝鮮拉致疑惑」特集ページは18日にタイトルが「北朝鮮拉致事件」に変更されたが、この件に関しては従来どおり「不審船事件」という呼称を使い、特集タイトルも「不審船沈没」のまま。特集の階層名が「www.asahi.com/national/fushinsen/」だからいまさら変えられないんだったりして。

 しょーもない冗談はさておき。
 毎日の記事では船の呼称だけでなく事件名も「工作船事件」になっている。↓

 ・ <工作船>工作子船に自爆用爆発物 (9/19、毎日)


 おや。今(19日深夜)アクセスしてみたら、朝日の特集タイトルが「工作船沈没」に変わっている。(事件の呼称は「不審船事件」のまま。階層名「/fushinsen」もそのまま。)



 2002-09-18  CX「破線の『意図』検証」 /映画「破線のマリス」


 ※ 『破線のマリス』を未読・未見の人は、この項の後半部分は読まないほうが吉です。


 深夜TVをザッピングしていてCXのドキュメンタリー「破線の『意図』検証 メディアリテラシー」に行き当たり途中から視聴。初の番組制作に挑戦した八王子の中学生たちの奮闘とプロ(CX)の情報番組制作班の業務(田中長野県知事の取材)を交互に追い、制作者の意図がどのように番組に反映するかを検証するもの。カナダのTV局におけるメディアリテラシー教育のレポも挿入される。それなりに面白かったがインパクトはいまひとつであった。

 後半、番組を作り終えたプロ、アマがそれぞれ「取材で得た素材のうち、どれを選び、どう使うかで番組が視聴者に与える印象は大きく違ったものになる」云々と同じような感想・感慨を語るのだが、これは周知のこと。取材対象と、“選び取られた事実”を再構成して作られた番組とでどれほどの落差が生じるものなのか、わかりやすい形で構成して見せてくれないと面白みがない。また、取材対象となったプロのお仕事(田中県知事の取材)が不発だったのも痛い。“制作者の意図どおりに番組が作られた”という成功例を素材にしないとこういうドキュメンタリーは弱い。

 締め括りは、インタビューのやり方次第で欲しいコメントが得られる、「自分の好きなような番組を作れる」と中学生の構成担当者が語るVがストップモーションになり、「だから作り手の意図を読み解かなければならない」とナレーションが入る……と、カメラがひいてVをモニターで見ている制作スタッフの姿が映り、「プロではなく中学生にこういう感想を語らせて終わる、ということでいいのかどうか?」と議論を始めるところでスタッフロールになり、暗転して「この番組の『意図』 あなたはどう読み解きますか」のスーパーが出て終わり――というベタなメタ落ち。

 ・ 破線の「意図」検証 メディアリテラシー(番宣)
 ・ FNSドキュメンタリー大賞


*  *  *

 再度警告。

 『破線のマリス』を未読・未見の人は、以下は読まないほうが吉。
 ネタバレはしてないけど、どうせ読む(観る)なら先入観なしのほうが良いからね。






 「破線の『意図』検証」というのはむろん『破線のマリス』を踏まえたタイトルだろう(途中から見たため、タイトルについて説明があったのかどうかは不明)。私は原作は読んでいないが映画の方は先週、深夜TVで観た。映画の冒頭で、「破線」はTV画面(TVの画像は破線の集合で作られている)、「マリス malice」は「悪意」の謂、云々の説明が出る。TV局の敏腕VTR編集者(黒木瞳)のもとに持ち込まれた告発ビデオから始まる悪意と欺瞞、疑心の物語。

 原作のミステリーは評判が良いようだが、映画で判断する限り、いや映画で原作の出来不出来を推測してはいかんな。映画は(たぶん原作も)観客(読者)をミスリードすることには成功しているのだろうが、あたしゃラストのドンデンで、脱力のあまり大笑いしちゃったよ。途中で予想はできたがまさかほんとにこのオチとは。あの人物に相応しい皮肉な結末(真相)とはいえ、いくらなんでも、ねえ。いろいろ言いたいことはあるがネタバレになっちゃうので自粛



 2002-09-17  真理ステ2週目 /拉致問題 (09-18追記)

 久米宏は先週から夏休み。しかし先週は「9・11」一周年ウイーク、先週末から今週にかけては拉致問題(小泉首相の訪朝)という重いテーマを抱えていて渡辺真理嬢が仕切る“真理ステーション”はまだ例年のノリになっていない。逆にいうと、久米宏が不在でも“いつもどおりのNステ”になっている。

 小泉訪朝は外交面では一歩前進なんだろうが、拉致問題に関しては得られた結果が酷い。Nステを見終わってWEBを見てみた。朝日の拉致疑惑特集(金正日総書記が認めた以上すでに「疑惑」ではないが)の被害者一覧の写真下にはもう「死亡確認」の表示があり、暗澹たる気分にさせられる。

 ・ 北朝鮮拉致疑惑事件朝日


追記 (09-18)
 上で「すでに『疑惑』ではないが」と書いたが、夜が明けたら朝日の特集ページのタイトル、「北朝鮮拉致疑惑」から「北朝鮮拉致事件」に変わっていた。


 2002-09-13  アフガン誤爆レポ /「セプテンバー11」

 11日夜の日テレは「カメラはビルの中にいた」に続いてアフガンの誤爆された村のレポート。見終わってTBS・News23へ。こちらでもアフガン・レポあり。家族を米軍の誤爆で殺されたアフガン女性の顔・体型が日テレのレポに登場した人とそっくり、と思ったら同一人物であった。

 祝砲を対空砲火と誤認して(?)米軍が結婚式場を空爆し死者48人負傷者117人を出した一件(*) のように派手で大規模な事件にマスコミの目が集中するのはわかるが、一家族全滅程度の“誤爆”は多数ある。なぜ「9・11」一周年のこの日の放送で日テレとTBSが同じ一家を取り上げることになったのか? 偶然かもしれないが、日本のマスコミが取材できるのは現地でコーディネートされた特定の人物・家族に限定されているのかも。

 印象に残った相違点。日テレのレポでは女性は「爆撃で家を破壊され家族を殺されたのに政府もアメリカも何もしてくれない。交通事故なら少なくとも調査ぐらいはしてくれるのに(米軍の空爆被害者には何もしてくれない)」云々と不満と窮状を訴えていた。一方、TBSのレポでは恨み言は語らず、それに対して日本人ボランティアが「誤爆を非難すると(アメリカや政府からの)援助が期待できなくなるので、『アメリカを恨んではいない』と言うんです、生活の知恵ですね」と解説。女性が取材者に合わせて主張や態度を変えたとは思えない。この差は、取材側の視点・制作意図の違いの現われだろう。

 どちらのレポも墓の光景を印象的なシーンとして挿入していた。殺された家族の墓に女性は殉教者を意味する緑の旗を立てた。アルカイダではない一般市民がなぜアメリカの空爆で殺されねばならないのか、家族はテロとの(異教徒との)戦いで死んだ殉教者なのだと彼女は自分を納得させようとしている、云々。

 (*) アフガン爆撃 米、事実上誤爆を認める (7/7、毎日:米同時テロ攻撃


*  *  *

 11日のNews23は深夜00:45頃までの拡大枠で、TBSは続けて「セプテンバー11」を放映。世界各国の著名な11人の監督が「9・11」をテーマに各自11分9秒で作ったオムニバス映画。期待せずに観たのだが予想外に密度の濃い作品群であった(1本のオムニバスというより作品集という印象だった)。監督が自らの(出身国・地域の)歴史・立場・状況にひきつけて描いた作品数本が特に印象に強かったが、淡々と日常の一こまを描くもの、(映像を極限まで切り詰めた)ビデオアート、コミカルな冒険譚、文芸作品的な恋愛物など作風・切り口に幅が広く、どの作品も味わい深かった。
 日本からは今村昌平監督が参加。この一篇は出演陣が飛び抜けて豪華であった(柄本明、倍賞美津子、市原悦子、丹波哲朗、北村和夫、緒方拳、等々)。
 関西では15日に放映されるらしい。

 ・ 「セプテンバー11」東北新社、ブロードバンド配信の案内あり)
 ・ 競作映画「セプテンバー11」 ニフティなどでBB公開 (9/6、毎日:インターネット事件



 2002-09-12  日テレ「カメラはビルの中にいた」 (09-13追記)

 昨日日テレが放送した「世界同時公開・日本独占放送 0911・カメラはビルの中にいた」は、“あまりにも衝撃的な映像のため1年間封印されていた”と謳っていたが、肝心の“衝撃的な映像”と呼ぶに値する部分は30分弱であった。番組は9時開始なのにもったいをつけて肝心の映像はなかなか流さない。小出しに流し始めたのは10時直前。Nステにぶつけてきたか。不愉快だが乗りかかった船、仕方なく続けて視聴した。スクープ映像の放送が始まってからも水増し編集は続き、2時間番組の枠に収まらず、「この続きは『きょうの出来事』で」。いくらなんでもひっぱりすぎ。

 問題の映像はニューヨークの消防署を密着取材していたフランス人カメラマンの兄弟が撮影したもの。この兄弟は事件当時世界貿易センタービル付近の路上で取材中だったため、1機目の突入の瞬間を偶然撮影している(この劇的な映像は何度もTVで流れている)。その後、消防隊員に同行して炎上するビルのロビーに入り、奮闘する消防隊員や避難する人々の様子も記録している(これが問題の“封印映像”)。2機目が隣のビルに突入した瞬間の衝撃、逃げ場を失って高層階から飛び降りた人々が地上に叩きつけられる衝撃音に顔をこわばらせる消防隊員たちのありさまなど確かに衝撃的映像ではあったが“1年間封印”する必然性は感じられなかった。社会に与える影響を配慮したというより、映像の商品価値を高めるために1年寝かせていたんじゃないのか、と邪推してしまう。

 兄弟は別々に行動しており、消防隊員に同行してビル内部を撮影したものと外(路上)の様子を撮ったものの2種類のVが織り交ぜて構成されていたが、ビル崩落の瞬間を外(路上)で撮影したV(降り注ぐ粉塵で視界真っ白)は以前見た記憶がある。“封印映像”はビル内を撮影した方のみか。

 北野“ビート”武が番組の案内役として登場して意味不明瞭な感想をぼそぼそ語ったり、番組前半でハイジャック機内の再現ドラマを流したり、衝撃映像に証言Vを頻繁に挿入するなど余計な演出多過ぎ。TVでは、大事件の現場の貴重な映像記録も視聴率稼ぎの“素材”扱いなんだな。


追記(09-13)
 WEBで検索してみた。この特番、視聴率30%も稼いだそうな。日テレとしては大成功か。

 “衝撃映像”は「“封印”を解かれて9月10日に米国、12日に日本で、それぞれ緊急発売されることになった」んだそうな。紹介記事を読むと、日テレの放送では陰惨なシーンは大部分カットされていたように思える。それにしても“緊急発売”とはどういう意味なんだか。

 ・ 9・11テロ特番、日テレが30.4% (9/12、夕刊フジ、goo 芸能
 ・ 9・11NYテロの「全容」をビデオ化 (8/20、同上)



 2002-09-08  製作メモから

(09-06)
 2日の項(石原都知事の妄言)に毎日の記事からの引用とリンク(毎日の記事、消えた速報とほぼ同文)を一件追加。

(09-08)
 2日の項(石原都知事の妄言)は雑談過去ログから雑文の石原都知事の三国人発言に移動した。(ついでにちょっとリライト)



 2002-09-04  禁煙終了

 最近、巡回先の掲示板で立て続けに禁煙時間メモの投稿を見かけた。書式が同じ。なにか禁煙補助ソフトのようなものがあるらしい。WEBで探し、ダウンロード。試しにやってみた。 → 「禁煙マラソンカウンター」

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禁煙時間 0年 0月 0日 2時間12分
吸わなかった煙草        3本
浮いたタバコ代         37円
延びた寿命   0日 0時間16分
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 ほんの出来心で寿命が16分も延びちまったい。やめやめ。 (-。-)y-゚゚゚

 この「禁煙マラソンカウンター」は禁煙開始日時(年・月・日・時・分)をキーボードから入力せねばならない。面倒くさい。なんでスタートボタン一発で現在時刻(日時)が自動セットされる仕様にしなかったんだろ? 
 ……と考えていて気づいた。開始日時の設定は1回こっきりが理想。ボタン一発ならやり直す時も簡単なのに、なんて発想自体が間違っている(笑)。



 2002-09-02  ホルモン3 /石原都知事の妄言 (09-06追記)

 WEBで「日本畜産副産物協会」を検索してみた。カルビやモツ煮込みを宣伝するCM内容や団体名から想像されるとおりホルモン関係の業界団体であった。

 日本畜産副産物協会 の解説ページ「畜産副生物とは」によると「モツ」は関東、「ホルモン」は関西での呼称なんだとか。私の出身地(中部)では「ホルモン」と呼んでいたからこの語に関しては中部地方は関西勢力圏か。
 「レンダリングとは」というページは以前は解説ページだったんだろうか? 現在は、BSE(牛海綿状脳症)問題に対して畜産副産物業界が積極的に対策を講じなかったことを反省し、業界への理解を訴えるコラムになっている。「狂牛病」という言葉は忌避したのか使われていない。

 検索で見付けた記事。↓

 「国内初の狂牛病が確認された問題で、感染源と疑われている肉骨粉の製造業者などでつくる日本畜産副産物協会(東京都港区)は25日、都内で臨時総会を開き、肉骨粉の全面禁止に反対することを明らかにした。食肉処理場が、肉骨粉製造業者に、内臓と一緒に脳、せき髄など危険部位もまとめて引き渡す現在のシステムを改め、食肉処理場が分別するよう厚生労働省に求めることを決めた」

 【狂牛病】肉骨粉の製造業者「全面禁止に反対」アピール (2001.9/25、朝日)

 なるほど。狂牛病問題の文脈ではこの業界団体は「感染源と疑われている肉骨粉の製造業者などでつくる日本畜産副産物協会」ということになるわけか。


*  *  *

 石原都知事の妄言(誤報の共同通信を認可取消すと恫喝し、2年前の“三国人発言”も「誤報」だと強弁)は雑文の石原都知事の三国人発言 に合体した。



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