01-30 外相更迭 01-27 美貌に勝るもの(「Jolene」) 01-20 爆弾・WEB・TV 01-19 UFJ銀行とネスケは相性が悪い |
01-17 イソジン、「ヘルシング」、フィギュア! 01-15 健忘症のサターン 01-14 放置する犬たち 01-11 北村一輝 01-03 映画「キューブ」、「ギャラクシー・クエスト」 |
2002-01-30 外相更迭 (01-31追記) |
昨夜11時過ぎ、大橋巨泉の突然の議員辞職についてあれこれ考えつつWEB巡回していると某BBSで「真紀子更迭さる」の1行投稿を目撃。ネタ(虚報)だとは思ったが念のためニュースサイトにアクセス。なんと、外相と次官の両方が更迭だと。次官はともかく、なんでこのタイミングで田中真紀子が? わけわからないが、両方更迭ということは昨年5月以来続いていた“田中外相 vs 外務省”抗争は、外務省(と官邸)の勝ちということか。小泉内閣の支持率はかなり下がるだろうから“抵抗勢力”も大喜びだな。巨泉の議員辞職は衝撃的なニュースだったが、半日も経たないうちにぶっ飛んでしまった。 午後5時からTV各局のニュースをザッピング。今月21日から続いた騒動の焦点は外務省がアフガニスタン復興支援会議から日本の一部NGOを排除したこと、この排除が政治家(“族議員”鈴木宗男)の圧力によるものだった(らしい)ことだが、小泉総理はそれを「言った言わない」という争いに問題をすりかえて(外相と次官の証言不一致が国会紛糾の原因だとして)喧嘩両成敗の形で事態収拾をはかった、ということらしい。つまりは小泉総理は真紀子を切って宗男を守った、と。
田中外相と小泉総理の関係やトラブル続きだった田中外相の9カ月を振り返るTVの解説は、肝心の問題にふれなかった。
なぜ外務省幹部・OB・官邸が総がかりで田中外相に頑強に抵抗し、何度も陰湿な攻撃を仕掛けたのか、その対立の根本に言及する解説・コメントはどの局でもまったく無かった。
頻繁にザッピングしたので見落としたのかもしれないが。
今朝のTVニュースでは田中真紀子はまだ書類(辞表?)にサインしていないと報じていたが、これについては夕方のニュースではどこもふれていなかった。どのメディアも「更迭」としているが、田中真紀子が意地を張って進退伺いを書かなかった場合(辞任を拒絶した場合)、「罷免」ということになるのかな?(*) 罷免となれば任命権者責任が際立ち、小泉総理の責任問題にまでいきかねないが……まあ、まだ政治家生命が終わったわけではないから田中真紀子もそこまではしないか。自身の進退を“政局”のネタにしても抵抗勢力をさらに喜ばすだけだし。 追記
(*) Nステによると、福田官房長官は「更迭の話が出た時、田中外相は『わかった』と答えた。外相は依願免職だと考えている」(大意)と会見で発言、田中真紀子は今夜辞表を提出したとのこと。(01-30深夜) この件に関する朝日新聞の記事を見つけたので下にリンクを追加しておく。記事によると、まだ辞表が提出される前の30日朝の時点で「正式に国務大臣の免官手続きを終え」ていたらしい。強引というか妙に仕事が速いな、福田官房長官。(01-31) 文章ちょっとリライトした。(01-31)
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2002-01-27 美貌に勝るもの(「Jolene」) (01-29追記) |
あることに気づく。発見する。主観的には感動的。しかしその“発見”が大半の人にとっては常識、周知のコトであるなら客観的には間抜けである。今頃気づくなんて間が抜けている、恥ずかしぃ〜と思いつつ、しかし私的には発見はやはり発見であってそれなりの喜びがある。 仕事から逃避してネット徘徊。「Jolene」の歌詞ページを読む。かつてオリビア・ニュートン・ジョンが歌ってヒットした曲。高校生の頃、オリビアのアルバムを持っていたので歌詞も一応承知していたのだが、年をくった今あらためて歌詞を眺めていて“発見”。これって、ラブソングぢゃねぇか。 いや、ラブソングだってことはもちろんわかっていた。ただ当時の私は、この歌は、女が恋敵の女(Jolene)に「私の男を奪わないで」と未練たらしく切々と懇願する恨み節、カーペンターズがカバーしてヒットさせた「Super star」と同種の絶望的な失恋歌、だと思っていた。この理解も間違いとは言えないが、歌詞を字面どおり受け取っているだけである。より本質的なこと、この歌が“男に聞かせる恋歌”で(も)あるということには、全然気づいていなかった。 『星の王子さま』のバラをわがままで嫌な奴だとしか思えなかった小学生は、色気づく高校生になってもたいして成長していなかったということか。自分のダメっぷりの再発見は、あまり嬉しくない。 01-29:歌詞ページへのリンクを追記 (ごく一部だが相違があるので2つ挙げておく)。
・歌詞(英文)[1]→ Jolene (Dolly Parton) |
2002-01-20 爆弾・WEB・TV (2003-01-26 追記) |
新宿の公園爆弾事件についてCX「EZ!TV」の解説要員(?)伊藤氏が「爆弾の作り方の情報はインターネットで流れている。検索すれば400件ぐらいは出てくる」云々とコメント。途中から見たので発言意図がよくわからなかったのだが、今は誰でもその気になれば作れるので犯人特定は難しい、程度の意味か。
話しぶりには逡巡の気配があった。愉快犯なのかテロの予行演習なのか、現時点では謎な事件である。コメントに自信がなくそれが態度に出ていたのか、インターネットで検索すれば、とTVで話すこと自体が爆弾製造法の流布に加担することになってしまうとのためらいがあったのか、「検索すれば400件」云々の言い方をすることで「こいつインターネットのこと、わかってないじゃん」(*)
と思われるのを恐れたためなのか。
(*)
98年12月の宅配毒物事件の際、CX「ニュースJAPAN」で木村太郎が「インターネットには自殺ページが2万もある」とオオボケ発言し、ネットワーカーの笑い者となっている。同種のピンボケ報道は他にもあったが、木村太郎は当時、キャスター席にノートパソコンを置いて“私はインターネットを使いこなしている”としきりにアピールしていたため、批判・嘲笑の集中砲火を浴びることとなった。
WEB検索してみた。どうやら伊藤氏はGoogle を使ったらしい。「時限爆弾 & 作り方」の各サーチエンジンのヒット数をメモしておく。 ( Google: 377、 TOCC: 206、 Lycos: 186、 ODIN: 180、 goo: 151、 Infoseek: 34) おまけ。Googleで「木村太郎 & 自殺」を検索すると297件ヒットする。 :-p (この項、21日アップロード) 2003-01-26 追記 ODINは昨年4月にWEB検索サービスを休止した。記録としてリンクは残しておく。現時点での各サーチエンジンのヒット数は以下の如し。 Google: 430、 TOCC: 411、 goo: 346、 NAVER: 280、 Lycos: 198、 AltaVista:163、 AlltheWeb: 156、 Infoseek: 93 |
2002-01-19 UFJ銀行とネスケは相性が悪い |
三和と東海が合併してUFJ。Uは三和のU、Fは東海のF、Jは銀行のJ。頭文字を並べただけの芸の無い新名称だが、合併の経緯は一目で……わかんないね、どうも。 請求書を書いていてハタと気づいた。当方の振込先(の名称)が変わったことを取引先に連絡しないとまずいのかも。口座番号は従来のままのはずだが支店名や店番はどうなるんだっけ? もう夜中だったのでUFJ銀行ホームページで確認してみた。うちの場合、支店名も従来どおりでOKらしい。 支店名変更の有無はUFJ銀行サイト内にある「合併にともなう支店名・店番変更のご案内」で確かめたのだが、このページはアクセサビリティ(Accessibility)に問題アリ。ファイル自体は76KB程度しかなくMSIEやOperaでならほぼ一瞬で表示完了するのだが、ネスケで読もうとすると悲惨なことになる。最初にネスケ(Win版 ver.4.x)でアクセスした時にはブラウザ・クラッシャーかと思った。どうもTABLEタグの解釈でメモリを食いまくるらしく、他のアプリを起動するなどメモリに余裕の無い状態でアクセスするとHDがからから回りっぱなしとなる。1回のみではページのせいとは断言できないのでマシンを再起動し、システムモニタで監視しつつ再現実験してみた。「プロセッサ使用率100%」で5分以上逝きっぱなしとなり、HD上に巨大なスワップファイルを生成する。スワップファイルが400MBを超えたところで見切りをつけて実験中止。(- -;) ネスケでもメモリをたくさん積んでいれば大丈夫だと思う。うちはメモリ64MBのノートだが、数度試行してみたところ、ネスケ+軽い常駐アプリのみの状態ならハングアップはしない。表示完了まで1分以上かかるが(スワップファイルも数十MB増える)。 TABLEタグの閉じ忘れがあると、MSIEでは表示できてもネスケではエラーになる(セルの一部や表全体が消えたりする)。また、ネスティングが深いと表示完了まで異様に時間がかかったりする(TABLEの入れ子を使っている「返信が付けられるタイプの掲示板」で頻発する)。ネスケがTABLEに弱いというのは知っていたが、ファイル・サイズ76KB程度でこんな酷い状態になるページに遭遇したのは初めて。 Accessibilityに関しては、JavaScriptをONにしないと「支店名・店番変更のご案内」にアクセスできないサイト構成も問題がある。もっとも、JavaScriptやFlash、cookieを無効にしているとまともに閲覧できない企業サイトは珍しくもないが。 余談。現時点ではWin版ネスケ4で閲覧すると酷いことになるが、HTMLのソースは綺麗でJavaScriptでMac版ネスケ用のバグ回避対策もしてある。ページ作成者は技術力高そうなので、上記の問題は早晩解決されるかも。 (参照用に下にリンクを張っておくが、〔Win版〕ネスケ・ユーザーはアクセスしない方がいい。) |
2002-01-17 イソジン /「ヘルシング」 /フィギュア! |
昨夜Nステを見ていると某氏から電話。昨年暮れ友人宅に集まって年越しをしたメンバーは皆風邪をひいた(うつされた)のに、この御仁のみ罹っていない。風邪や薬について雑談。なぜバカは風邪をひかぬのか。バカにつける薬はなぜないのか。 薬といえば。イソジンのTVCMは最後に「うがい以外には使わないでください」云々の断わりが出るが、あれを見るたび疑問を感じる。イソジンの有効成分ポビドンヨードは市販薬や医療現場で消毒薬として広範に使われている。傷の消毒用に使ったって大過ないと思うんだがなあ。飲むのは論外だけど。飲むといえばかつて(10年以上前)某咳止め薬が有名だったが、消毒薬を意図的に“誤飲”するバカはまずいないだろうし。 と、ここまで書いたところで手元のイソジンを見てみた。ボトルに「本剤は、うがいのみに使用し、キズややけどへの使用や内服はしないでください」と書いてある。火傷用や内服がダメなのはわかるが外傷用にも不可ってのは濃度の関係か。ま、薬は「用法・用量を守って正しく使う」のがいちばん。 ボトルを眺めていて気づいた。イソジンの製造元って明治製菓だったのか。ついでにルッケル(のど用スプレー)も確認。製造元は資生堂。いまどき菓子メーカーや化粧品会社がのど薬を作ってるぐらいで驚いてちゃいかんのだろうけど、やっぱりなんだか奇異に感じる。
「ヘルシング」を見終わった後、録画した16日のNステの後半を見た。驚愕。日本経済の明日はどっちだ? に対する経済コメンテーター森永卓郎の提言は、
激しく |
2002-01-15 健忘症のサターン |
時間に追われて(自業自得)焦り気味に仕事をしていると、眼前の業務とは無関係な、しかし素晴らしいアイデア(妄想)が次々脳裏に湧いてくる。これを啓蟄と言う(嘘)。 ↑特に意味はない。というか、なんの意味もない。 風邪ひき状態での徹夜はちとキツかった。昼過ぎに納品完了。神経が高ぶって眠れないので久しぶりに自宅でバーチャファイター2。サターンの内蔵電池が干上がっているらしく起動と同時に年月日入力画面が出る。とほほ。保存データもみんな消えてやがんの。こつこつ練習して段位認定では「名人」クラスのキャラもいくつかあったんだが。祇園精舎の鐘の声。グゥイィイイイーンンン……。(← セガ・サターンの起動音) |
2002-01-14 放置する犬たち |
風邪でダルいし納期は幸いずっと先、とダラケていたら光陰矢の如し。今日は徹夜だ。鼻風邪はまだ続いている。タバコが不味い。
「大統領は倒れた時、愛犬2匹といっしょだったが、気がつくと2匹ともまだ同じポーズで座っていたことから、気を失ったのはほんの数秒間らしいという」 飼い主が喉詰まらせて気絶して床に倒れたってのに、微動だにしないとは。躾が行き届いているのか、心根の冷たい犬なのか(笑)。 |
2002-01-11 北村一輝 |
鼻風邪進行中。だるい。
去年はたまにNHKの「北条時宗」を見ていた。平頼綱を胡乱に演じる北村一輝のキレっぷりは「野獣死すべし」の鹿賀丈史を連想させるもので濃い役者が出てきたなあと思っていたのだが、これは私が邦画に疎いための感想であった。「北条時宗」に先立つこの「皆月」(99年)で、北村一輝は準主役のチンピラを見事に演じている。奥田瑛二が食われ気味。検索してみたら「皆月」以前に10本ほど映画に出ていたようで。そういや、「北条時宗」には奥田瑛二も日蓮役で出ていたっけ(熱演したが日蓮がエキセントリックな人物であったことは周知のことなのでインパクト弱し)。 検索の過程で北村一輝のファンサイトがヒットした。北条時宗観察記がいい。時宗と頼綱の関係の妖しさを小出しに仄めかすくせに左足の小指の先ほども踏み込めなかったNHKドラマが、容赦なく料理されている。 ・ POISON BOY FRIEND (北村一輝非公式ファンサイト) |
2002-01-03 映画「キューブ」、「ギャラクシー・クエスト」 |
謹賀新年。本年もよろしく。 >皆様
「キューブ」。冷酷な罠の仕掛けられた無機質な小部屋(立方体)に閉じ込められた男女の脱出劇。登場人物たちの置かれた状況は不条理だが脱出法のヒントは論理的。命がけのパズルを通して人間の弱さや内に抱く闇が露わになってゆく。中だるみが無いのが見事。私は大いに楽しめたが評価は割れるだろうな。DVDには「Elevated」(20分程度の短編映画)も収録されている。こちらの方が支持者は多そう。
「ギャラクシー・クエスト」。簡単に言うと「スター・トレック」のパロディだが、一言で言うなら傑作。観るべし。スタトレを知らない人は? 大丈夫。一緒に観た友人は「予備知識は無いけど充分エンターテイメントとして楽しめた」と言っていた。予告編がDVDに収録されているが出来がよくない。本編を観る前に観てはいけない。劇場で予告編に遭遇したら目をつぶること。スタトレやその周辺について知っていればより多く楽しめるが、この映画についての予備知識は無い方がよい。映画評の類は一切読むな。書きたいことは多々あるが未見の人の興趣をそぐ危険大なので我慢する。トカゲ頭にかけて断言する。観て損はない。観ろ。 |