ISP関連の雑談


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 2002-03-04  いきなりテレホ不可

 先月28日の夜、契約しているISP(インターネット接続プロバイダ)から告知メールが届いた。東京地区のAP(アクセス・ポイント)は3月15日に10箇所全部廃止。新APが1箇所開設されるがこのAPはテレホーダイは使えません、なんだそーな。
 ……このところしつこくADSLへの移行を勧誘していたが、いきなりダイヤルアップ・ユーザーを切り捨てか。全国共通APからなら平成電電の「ネットザンマイ」(テレホと同等の割引サービス)が利用できるというのだが。

 このISPには年間利用料を一括先払いしている(銀行振込は月払い不可のため)。途中解約しても返金はされない。契約期間はまだ半年以上残っている。さてどうするか。選択肢は3つ。(1)平成電電のネットザンマイを利用、(2)ADSLにコース(契約)変更、(3)他のISPに乗り換え。貧乏な私としては経済的には(1)が妥当な選択だが、しかし……。

 「2週間後にテレホが使えなくなる」と、突然一方的に通告してくるようなISPの言いなりになって、馴染みのない新会社と聞いたこともない新サービスの契約を結ぶなど不愉快千万。同じ理由で(2)はもっと嫌。格安料金なのでこれまでもろもろの不備・不都合・不手際には目をつぶってきたが、さすがに今回のは許容範囲を超えている。
 不誠実なやり方にあえて目をつぶるとしても、だ。従来から回線品質が酷かったのに、10あったAPをいきなり1つに減らされたらどうなるか? さらに、テレホが使えなくなるのは東京のAPだけではない。全国のテレホ・ユーザーが「ネットザンマイ」に乗り換えて1つしかない全国共通APに一斉にアクセスしたら……。考えるだに恐ろしい。さすがに今回ばかりは、他のISPに乗り換えるのが賢明だな。残りの契約期間は無駄になってしまうが。

 5日が〆日なので、今日テレホの解約をした。明日から当分の間、ネットサーフィンは1日15分以内にせねば。ふっふっふ、仕事がはかどりそうで嬉しいぜ。(T_T)






 以下の項は98〜99年の近況雑談からISP(接続プロバイダ)関連の雑談を抜粋したもの。

 99年03月06日  ISPのホームページで珍事
  • WEBスペースを借りているプロバイダ(以下ホスト)の運営方針が変更になった。これに付随して、ちょっと不愉快で悲しく、でも笑えるお話。


  • 今回のホストの方針変更は公式ページでの告知に先立って全ユーザーにメールで連絡されたらしいのだが、うちには届いていない。(T_T)
    たぶんこれは、ウチのISPのせいだと思う。ウチのISPは今月4日、午前中1時間ほど(?)インターネット関連サービスがWEB、メール等、すべて完全停止していたのだ。ちょうどその完全停止状態の時にホストからメールが送信されたのだろうね。間が悪い時ってのはそんなものである。なお、今回の「停止」は数週間前から予告されていた回線工事によるもので、ISPの落ち度・不手際ではない。

    以前から当サイトの近況雑談を読んでいる人なら予想がつくだろうが、話はこれで終わらない。ウチのISPはイロイロ凄いんである。で、今回は? サービス再開後、ナニが起こったか?
    なんと、ISPのホームページにアクセスすると、あるユーザーの個人ページが表示されるようになってしまったのである。強制ジャンプの設定ミスの類ではない。ブラウザのURL欄は、正しくISPのトップページ(ドメインのルート)を示している。サーバーのどこがどーなると、こんな珍妙な現象が生じるのかねえ。なんだかもー、怒るとか呆れるとかをはるかに通り越して、笑える境地である。(^/o^)/

    この珍現象は半日ほどで解消した。ISPのホームページ(トップページ)が無事表示されるようになった。残念ながら、この珍事に関するISPからの事情説明はない。


    で、まだ続きがある(笑)。いやこれは「まだ続いている」と言うべきか。今夜ISPのホームページにアクセスしてみたら、また(前日と同じ)ユーザーのページが表示されているのである。う〜ん、もしかして、笑っていられる状況ではないのかも(笑)。(←とか言いつつ笑っているボク)


  • 結局、この異常事態は2昼夜で終息した模様。現象面ではrootをハッキングされたに等しい事態だったにもかかわらず、結局ISPからの事情説明は一切無しであった。(99-03-12 追記)


 98年12月30日  ISPの公式掲示板が閉鎖
  • ウチのISP(接続プロバイダ)はドメイン移行期間中なのだが、先日メールの新アドレスが有効になった。正確に言うと、「有効になった」とISPから告知があった。移行(試用)期間に入って3ヵ月近く経過してようやく、である。いやはや。
    これだけでも呆れた話だが、さらに続きがある。なんと肝心のメールサーバーに障害が発生していて、新アドレスが本当に有効になっているかどうか確認できないのである。(- -;)

    この種のトラブルはウチのISPの場合、日常茶飯事。が、今回はさらに続編がある。
    新メールアドレスに関する告知があった数日後、ISPが設置していた掲示板や伝言板が予告なくすべて閉鎖されたのである。書き込み禁止ではなく、閉鎖と同時に過去ログの閲覧も一切できなくなった。閉鎖理由は「社会問題を招く商行為」に関する投稿があったため、とされている。「社会問題を招く商行為」云々は、たぶんWEB上の掲示板で頻繁に見かける類のものを指しているのであろう。私は現物を見ていないのであくまで推測だが。

    掲示板に看過できないほど悪質な投稿があった場合、管理側は警告や削除をするのが一般的対応だ。警告や削除をしても悪質な投稿が執拗に続く場合、一時的に書き込み制限することもある。極端な場合、段階的制限ではなく一切の書き込みを禁止することもある。掲示板自体を閉鎖する(ログの閲覧も不可にする)というのはよほどの場合であって、最終的手段である。
    今回の閉鎖に至るまでに、我がISPの掲示板では悪質な投稿が続いていて、管理側はその都度削除していたがイタチゴッコでキリがない状況だった……という事実はない。上に書いたように、私は問題の「投稿」なるものを一度も目にしていないのである。まったく、いきなり、突然の全面閉鎖であって、閉鎖理由も納得できるものではない。
    そもそもこの掲示板は、かなり前から外部からは投稿はおろか閲覧さえできない設定になっている。つまり、投稿者はISPのユーザーであり、管理側(ISP)は簡単に投稿者を特定できるわけで、いくらでも個別に対応可能なはずなのだ。掲示板類をすべて全面閉鎖せねばならない必然性はまったくない。

    掲示板の閉鎖が、なぜメールサーバーのトラブル話の続編なのか? 実は私は「社会問題を招く商行為」云々は後ヅケの言い訳であって、今回の掲示板閉鎖はメールサーバーの障害と関係があるのではないかと疑っているのである。
    掲示板への外部からのアクセスが禁止されて以来、ISPやサーバー管理者への批判・非難は鳴りをひそめていたのだが、新メールアドレス有効化の告知直後、メールサーバーの設定に関して複数の掲示板に苦情メッセージが書き込まれ、その中に「技術力のない無能なサーバー管理者(root)のクビを切れ」という過激な文言があったため、久方ぶりに掲示板が熱く盛り上がっていたのである。ちなみに、私には管理者の技術力は判断できないが、仕事に不熱心なのは間違いないと断言できる(笑)。ここで逐一事例は挙げないが。
    設定に関する苦情ネタで盛り上がった直後に今度はメールサーバー障害である。管理者に追い討ちをかける批判投稿があったのではないか? 年末のクソ忙しい時期にサーバーは落ちるわユーザーには罵倒されるわで管理者がキレてしまって、衝動的に「掲示板なんて丸ごと消してやる!」ということになったんじゃないのか? 管理者の苦労はわからんでもないが、しかし、もしもこれが事の真相だとしたら、そういう未熟な人物の管理下に置かれた我々ユーザーも可哀相な存在だと思うゾ。

    かくして、我がISPのユーザー間のコミュニケーションの場は消えた。今後は、接続障害やメールの不達、WWWサーバーやメールサーバーに障害が生じても、ISP側の問題なのか個別のユーザー側の問題なのか、ISPにメールで(メールサーバーのトラブルなら電話で(笑))問い合わせないと判断できないということになる。問い合わせても返事は期待できないんだけどね。サポートもダメダメだから掲示板が愚痴や非難の嵐になっていたわけだし。

    そんなにひどいISPならとっとと乗り換えればいい? そうしたいのはやまやまなんだが、先立つモノが……。(^_^;)


  • 追記:30日深夜、メールサーバーの復旧を確認した。一週間以上かかったが、これでサーバー管理者も年が越せるであろー(笑)。ちなみに、ISPからの障害及び復旧に関する告知はない(いつものこと)。

 98年11月16日 無料転送メール
  • 15日、WEBスペースのホストから、新URLへの移行に伴う再登録の際には「転送用メールアカウント、無料メールアカウント、JPドメイン以外のアカウント」での登録は認めないとの告知がされた。不正利用者排除措置である。

  • 匿名性の高い無料メールといえば、実は私自身も最初のアカウント申請では「無料」の「転送メール」を使用した(笑)。これにはちょっと事情がある。今、うちのISPはドメイン移行(or.jp → ne.jp)の真っ最中で、今のメールアドレスは来年3月までしか使えないのだ。では新アドレスを使えばいい? ところがどっこい、うちのISPはダサダサで、試用期間に入ってもう1ヵ月以上経つのに、いまだにメールの新アドレスが無効なんである(WWWの方は並行運用に入っている)。かくして迷った末、(以前から愛用している)転送メールを使ったというわけ。

  • ドメイン移行の不手際に限らず、以前からいろいろ不満があるのでISPを乗り換えたいのだが、今のISPは格安料金なのでなかなか縁が切れない。(^^;)



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