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2003-02-12 ノートPCのHDDを換装 | |||||||||||
昨年暮れにノートPCのWindowsがクラッシュし、HDDをフォーマットしてWindowsを再インストールした。その約5週間後、HDDから異常音が出始めた。これはスキャンディスクで修復して解決したのだが(不良セクタが39箇所あった)、そろそろHDDの寿命が来ている予感。転ばぬ先の杖でHDDを換装することにした。
ネットで価格を調べ、アキバに遠征して20GのHDDを購入(税込みで約1万円)。 店頭で値段を見て2.5インチHDD用ケース(9.5mm厚用、USB接続)も衝動買い。ノートの内蔵HDDは近い将来クラッシュしそうな気配だが、とりあえず今は問題ない。アプリやデータの詰まったこのHDD(6.4G)を約3000円で再利用できるなら安い買い物である。 購入した20GをHDDケースに入れてUSB接続し、換装前に状態をチェックしておくことにする。USBストレージ・ドライバをインストールして接続すると正しく20Gとして認識。
FDISKで「基本+拡張:論理ドライブ3」に領域設定(*)して再起動すると先頭の2ドライブ(F、G)しか認識しない。再度FDISKで定義し直して再起動すると今度は4ドライブを認識。E(CD-ROM)の下にF、G、H、Iドライブがずらりと並んで壮観。Windows上でのフォーマットも簡単に済み、計20G弱のHDDを増設した形となった。ここまでは順調。
(*)
増設したHDDにFDISKを使う時は、最初にメニューの「5. 現在のハードディスクドライブを変更」で操作対象ドライブを変更する必要あり。
フォーマット完了後に出るメッセージに従い、完全エラーチェックを実行。ただしやたら時間がかかるので先頭のドライブ(F)のみ。3Gで約2時間かかった。 換装&OSインストールノートPCを開けて換装に着手。ドライバ(工具)でネジを外すだけの作業だが狭いスペースにきっちり嵌め込まれているためHDDの着脱にはかなり苦労する。 内蔵HDDを外してみると買ってきた20Gより重く、厚い。しまった。衝動買いが裏目に出た。ノート内に薄い20Gをセットするのは問題ない。しかし肉厚(12.5mm)の6.4Gは、衝動買いしたHDDケースには収まらない。とほほ。
OS(Windows98)をインストール。 起動したWindowsはCドライブしか認識していない。FDISKで領域情報を確認するとちゃんと4ドライブあるのだが。Windows上から、あるいはDOSで起動してFDISKで再定義&再起動を繰り返すうちDドライブは認識するようになった。あれこれ試してみたがE、Fはついに認識せず。なぜDを認識するようになったのか、なぜE、Fが駄目なのか、わけわからない。 やり直し
2日目。 Windowsが起動すると、あら不思議、「マイコンピュータ」にC、D、E、Fドライブが並んでいる(C以外は未フォーマットのためサイズ&空き領域欄は空白)。 めでたしめでたし、……なのか? 納得できない。前日のあの試行錯誤はなんだったですか。ボクのどこが悪かったですか。すべて水に流せというですかこのやろ。
この問題は数時間の格闘(ドライバの再インストール&再起動等々)の末、意外な形で決着した。HDDのジャンパ設定をDEVICE1にしてみたところようやく認識しHDDが回転を始めたのである。KU2501S(HDDケース)のマニュアルには「ジャンパー設定をマスターにして〜接続して下さい」と書いてあるのに。マスターならDEVICE0じゃないのか? 前日20Gを繋いだ時にはDEVICE0(ジャンパ無し状態)で認識したぞ? なんなんだか。 これはノートPCから取り出した6.4Gの基本MS-DOS領域(旧Cドライブ)が「アクティブ」になっている(新Cドライブとバッティングしている)のが原因なのかも。この推測、全然自信なし。
余談。ノートに内蔵されていたIBM製HDD(6.4G)も新規購入した富士通製HDD(20G)も共にタイ産だった。タイってHDDの名産地なのかしらん。 WinCDRでドライブバックアップ先月、OS再インストールから約2週間後に試みたWinCDRでのドライブバックアップは失敗に終わったのだが(WinCDRで作成した起動ディスクでは起動できず、イメージファイルのテストも不調)、ダメモトで試してみたところ今回はうまくいった(ver.6.01.12)。 先月の失敗はWinCDRをオンライン・アップグレード(→ ver.6.24)してあったのがまずかったのか、何か他のアプリと衝突していたのか、ハード(HDD)に問題があったのか? アプリの衝突だとするとMSのWindows Media Player 7 ぐらいしか思い当たるものがない。というか、実は先ほどWMP 7 をインストールした直後に「WinCDRとWMP 7は一部機能が競合する」のを思い出したんだけど。今すぐドライブバックアップをやってみて失敗するようなら“犯人”が特定できるわけだが、虚しいのでやめておく。
・ Aplix > WinCDR 6.0 オンライン・アップグレード
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