Nステ語録


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2004年3月

 2004-03-19(金) 

久米宏、限界を語る

 18日のNステはUAE×日本戦(アテネオリンピック、サッカーアジア地区最終予選)の中継に続いて9時24分開始。久米・カビラ・角澤アナは国立競技場にいて(観戦&実況)、番組途中で監督や選手をブースに招き生インタビューするコーナーがあった。

 19日のエンディングにて、久米宏がそのインタビューを振り返って反省の弁。

久米 宏  昨日なんですけど、あのー、試合が終わって山本監督と平山相太君と田中選手と大久保さんに会ったんですけど
河野明子  はい
久米 宏  93年の「ドーハの悲劇」は、「アメリカ・オリンピックの最終予選」って僕言ったんですよ
河野明子  はい
久米 宏  これ、アメリカ・ワールドカップの間違いでしょ。それからね、山本監督の誕生日を「次の次の日曜」って言ったのは、次の次の次の日曜の間違い
河野&真理 あー
久米 宏  それから、田中達也君が左のコーナーのエンドラインのちょっと前でファールを受けて、フリーキックを貰ったんですけど
河野明子  はい
久米 宏  僕はフリーキックは、田中達也がそのまま蹴ったと思い込んでたんですよ
河野明子  あー、はい
久米 宏  そしたらあれは、阿部君に代わってるんですよね
河野明子  はい
久米 宏  ただ、それ、山本監督も田中君も、ふんふんって聞いて、……ゲストが僕を庇ってくれたわけ
渡辺真理  ええ、そうでしたねえ
久米 宏  これ、たった15分間で3つ間違えたの。ということは5分で1つ間違えたんだよ。だから60分しゃべると12個間違える(計算になる)
渡辺真理  そうですねえ(小声)
久米 宏  やっぱりねえ、自分でねえ、限界だと思いましたね(苦笑)
渡辺真理  いや、でも、それって、
久米 宏  やっぱり、12個、あのねえ、やっぱり60分しゃべって12間違いがあったらねえ、とてもプロの司会者としては通用しないと、昨日家へ帰って思ったんですね
渡辺真理  すいません、お言葉ですが、それって、
久米 宏  15分で3つですよ!
渡辺真理  いや、最近ですか、それ
久米 宏  ……(怪訝な顔で)だから昨日の話
渡辺真理  いやいや、そうじゃなくって。ほら、顕著になってきたのが最近かどうかって問題が
久米 宏  (カメラに向かって)来週1週間やります


 久米宏は自虐語りに夢中で、真理嬢のツッコミに反応できずじまい。

 最近のNステは(特に2月は)ミス連発でガタガタだったが、これは裏方のチョンボであり久米宏の衰えとは無関係。久米宏が「限界」を意識しているとすると、しゃべりのミスより肉体面のような気がする(あくまで憶測)。

 誕生日に関して言えば、インタビューの時にゲストに関する情報が間違っているのはNステの宿痾、昨日今日始まったものではない。キックした選手を誤認したのも、サッカーのピッチは広いからある程度仕方ない(実況では角澤アナが、大久保が痛んで後方で転がっているのに前線でドリブルしている選手を大久保と呼んだりしていた)。

 「『ドーハの悲劇』はアメリカ・オリンピックの最終予選」ってのはさすがにちょっとお粗末だけど。あの瞬間、数十万の視聴者が一斉にTVに向かって突っ込んだことであろー(笑)。





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