目障りなヤツはGoogleから消せ
Googleが悪徳商法?マニアックスを排除


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悪徳商法研究サイトの代表格、悪徳商法?マニアックス何者か株式会社ウェディングの圧力によりGoogleの検索結果から排除されてしまった件のワッチ・メモ。

このページは新しいものほど下に配列してある(一部改題した)。

2004-02-11 作成 
2004-04-11 更新 
2004-02-11作成(過去ログを纏めて独立ページ化)
2004-03-18経緯メモと参照リンクを追加
2004-04-111項追加。リンクミスなどを数カ所訂正。参照リンクにウェディング問題を考える会を追加
2004-04-271項追加(「考える会」総会にウ社幹部が出席)。/参照リンクの2ちゃんねるスレを更新。

目次




 2004-01-16  目障りなヤツはGoogleから消せ

 ・ googleから、削除された理由(わけ)悪徳商法?マニアックス

 悪徳商法?マニアックスのページがGoogleで表示されなくなっている件の続報(Googleからの回答)。

 クレームが来たからといって検索結果からトップページやトピックス(最新情報)まで削除してしまうとはひどい。これでは「『googleの検索結果は、恣意的なものである』ことがハッキリしました」と断じられてもGoogleは反論できまい。

 Googleとしてはクレームに応じないことで訴訟に巻き込まれるのは避けたいということだろうが、それならば子供向けに特化したキッズgooのように、検索結果は表示するがクリックでは飛べないようにする(リンクしない)だけで充分である。サーチエンジンなのに検索結果を操作してしまうとは乱暴すぎる。


*  *  *

 「インターネットでは市民と組織は同じ土俵で戦える」というのは一般論としては正しくても、「価値」の一極集中が進むなかでは間違った意見である、というBeyond氏(悪マニ管理人)の見解は同感である。以前、99年の東芝サポート問題の時にも書いたことだが、企業に対抗する個人の声はWEBにおいても蟷螂の斧。

 ただ、あの時は、マスコミを味方につけなければほとんど無力、という認識であった。プロバイダに圧力をかけられサイトを消されるというのは以前から(あの当時から)あったが、サーチエンジンからも抹殺されるという事態は想像できなかった。Beyond氏がP.S.でほのめかしているように、これは企業による「インターネット対策」の新手法となりかねない。

 矛先をサーチエンジンに向ける企業が増えれば、いずれ有力サーチエンジンには漏れなく“企業優遇フィルタ”が標準装備になってしまうかも。



 2004-01-19  (2)サポーター&情報募集

 何者かの圧力によりGoogleから排除されてしまった悪徳商法?マニアックスサポーターを募集している(リンク要請)。多くのサイトが悪マニにリンクを張って、「検索で悪マニのページが表示されなくとも悪マニに辿り着く経路は発見できる」状態になればよいのだが。

 どこなんだろーねえ、Googleに圧力かけた企業。よほど悪徳な商売してんだろーな。

 あ、そうそう。悪マニでは上記のサポーター募集とともに株式会社ウェディングに関する情報募集ページへのリンクも要請しているので、ついでにリンクしておく。

 ・ 悪の最新情報悪徳商法?マニアックス
 ・ 株式会社ウェディングに関する情報募集 (同上)



 2004-01-31  (3)はてなキーワード (02-03追記)

 悪徳商法?マニアックスが何者かの圧力によりGoogleの検索結果から排除されてしまった件、悪マニ側の再度の問い合わせからすでに10日が経過したがいまだにGoogleからの回答はない模様。

 悪マニは株式会社ウェディングに関する情報募集を行なっている。どうやらこの会社、今月下旬から急に注目度が上がったらしい。Googleで「株式会社ウェディング」を検索すると今月23日には約2290件ヒットだったが31日には約4000件にまで増えている(実際に表示される検索結果は200件未満)。

 Googleでの検索結果は、昨日からはてなダイアリーのキーワード「株式会社ウェディング」が1番目に表示されるようになっている。この登録内容の変遷が興味深い。

  • 1月21日「事業内容を賛美するWebサイトを同一IP上に大量に立ち上げたり、事業内容を批判する投稿を載せたサイト*1をgoogle8分にするなど、Webによる情報操作にたけたサポーターを持つ宝石販売会社。(以下略)」

  • 1月23日「* ふりがな:かぶしきかいしゃうぇでぃんぐ/* カテゴリー:ウェブ/* 品詞:固有名詞」(はてな管理人が「キーワードの内容として不適切」であるとして本文、URLの情報を削除。キーワードは残っている)

  • 1月31日午前「京都に本社があり、宝石販売やブライダル事業を行っている会社。有名サイト「悪徳商法?マニアックス」に対して、誹謗中傷の記述があるとして削除要請したことで話題になっている。(以下略)」

  • 1月31日午後(?)、再び登録内容キーワードが削除された(らしい)。
    (参照→ 悪徳商法?(はてな)俺たちの☆アイティー革命)。

  • 現在、新規に同一キーワード項目が立てられ、その本文は「京都市に本社を構え、宝石等を販売する株式会社。/企業理念によれば顧客第一主義を掲げ、常にお客様の声を聞き、反省を繰り返す会社である」という謎な定義に続き、公式サイトから宣伝文と会社概要、会社理念をごっそり転載したものとなっている。


 「反省を繰り返す会社」とは。謎というより素敵なキーワード定義というべきか(笑)。はてなユーザーの中に株式会社ウェディングの関係者がいるのだろうねえ。

 関係者といえば。Googleで「株式会社ウェディング」を検索するとうちはずっと下の方、50位前後をうろついているのだが、wedding-japan.comからのアクセスが結構ある。ある意味で、というかある方面に関しては、とても熱心な会社であることは間違いない。

 ・ 悪の最新情報悪徳商法?マニアックス
 ・ 株式会社ウェディングに関する情報募集 (同上)


追記(02-01)
 31日午後の経緯をちょっと訂正リライト。


追記(02-03)
 素敵な定義(「反省を繰り返す会社」云々)に対する感想は誤解を招きかねない表現だった。注を追記することも考えたのだが書き方が難しいので打消し線を入れておく。(この素敵な説明文の登録意図については登録者theoria氏の日記を読めば見当がつく、かも。)


 2004-02-03  (4)はてなダイアリー

 Googleで「株式会社ウェディング」を検索すると現在1番目(*4)に表示されるはてなダイアリーのキーワード:株式会社ウェディングは、その内容(説明文)が数度の変遷(管理人による削除、ユーザーによる再登録(*1))を経て、現在は白紙(編集不可)状態となっている。

 はてな管理人は昨日、「ご本人」からの要請で一部のキーワードを強制削除し編集不可とする措置をとった旨の告知をしたが、当該キーワードが何であるかは伏せている。

 先月末、はてなダイアリー内のこせき氏の日記過去ログ(2004-01-11)が管理人により一部削除された(*2)。削除されたのは 悪徳商法?マニアックス・最新情報 へのリンクと、Googleで「株式会社ウェディング」を検索すると上位にずらりと並ぶサイト群に関するコメントの一部。ただし削除は最小限に抑えられていて、同日の日記内には株式会社ウェディングや株式会社ニューコンセプト(ウ社を称賛するサイト群のドメインは揃ってこの会社が取得したもの(*3))の名称が残っている。

 ・ 株式会社ウェディング様より有限会社はてな様に削除要請 (2/1、こせき氏の日記


 悪マニがGoogleから排除された件は各所で取り上げられたが騒動というほどの動きにはならなかった。しかし、はてなに対しキーワードばかりかユーザーの日記にまで削除要請が行なわれた(実際に削除された)ことにより、急速に議論の場が拡大している。

 ・ 株式会社ウェディングがはてなダイアリーに圧力?Slashdot Japan
 ・ はてなダイアリー part5ネットサービス@2ch掲示板
 ・ ishinao.netの掲示板

 知名度が一気に上がって株式会社ウェディングは大喜びであろー。喜びのあまりなのか、ウ社はプロバイダに対して悪マニの削除要請をし、匿名掲示板(仮)に対しては6000万円の損害賠償請求を行なったそうな。この会社、ネット史に名を残しそうな予感。

 ・ 株式会社ウェディングが、プロバイダに削除要請悪徳商法?マニアックス


 各所での議論を読んで思うことはいろいろあるのだが、パソ通時代の爺臭い思い出話がメインになりかねないので、事実経過をメモするだけにとどめておく。



(*1) 人畜無害の短い説明文を登録する試みをしたユーザーもいるが、それも削除された。
参照→ guide氏の日記(2/3)

(*2) 3日付のはてな管理人の告知によると、管理サイドはこせき氏の日記だけでなくmasah氏の日記にも手を加えていたとのこと。

クレームが来るとさっさとユーザー・コンテンツを削除したりアカウント抹消(追放)したりするホスト運営者は多い。それを思えばはてなの対応は(この3日の告知に限らず、全般的に)非常にフレンドリーで紳士的だ。そのはてなが先月末、ユーザーへの連絡という手順を飛ばして緊急措置的にユーザー日記を(最小限の範囲とはいえ)削除操作してしまったのは、はてなに対する削除“要請”が相当に強烈な圧力を伴うものだったからだろう。これはあくまで憶測だが。

(*3) この不思議な現象については悪マニが1月10日に疑問提示している。

株式会社ウェディングを絶賛するサイトの特徴
株式会社ウェディングを絶賛するサイトの特徴・解答編


(*4) 追記 (02-04)
 4日午後、1、2番目にwedding-japan.comのページが浮上し、はてなキーワードは3番目に落ちた。ヒット数は約5550件に増加している(検索結果で表示されるのは295件まで)。


追記 (04-11)
 (*2)3日付のはてな管理人の告知へのリンクが2月3日でなく2日の告知(キーワード削除関連)へのリンクになっていたのを訂正。


*  *  *

 31日の項に追記を入れた。



 2004-02-09  (5)京都の闇人脈

 悪マニには株式会社ウェディング関連の2つの新聞記事が保存されている。

 ・ 京都府警警部補を収賄容疑で逮捕 (1999 1/21、京都新聞)
 ・ 京都の宝石販売会社が脱税  2億7000万円 国税局が告発 (2000 3/22、同上)

 先月この2つの記事を読んだ時には、株式会社ウェディングの前社長(実質的オーナー)はかの有名な“良識派弁護士”中坊公平と同じ名字か、関西では珍しくもない名字なのかしらん? 程度にしか思わなかったのだが。ワッチしていたら、えらくディープな話が出てきた。悪徳商法研究サイトに対するGoogleの検索結果操作のネタが宮崎学や中坊公平にまで繋がるとは驚き。京都の闇人脈というのは濃いねえ。真偽不明ではあるが。

  くたばれ、悪徳商法

京都の闇人脈とウ社の関係の詳細な解説。
リンク先はInternet Archiveのキャッシュ。オリジナルは消えている。

 ・ ついに牙をむいた「中坊公平型」ファシズム 安田弁護士逮捕事件緊急声明 (1998 12/7)

京都伏見時代の中坊弁護士の仕事ぶりについて意味深なあてこすりをする宮崎学。
宮崎学のサイトはすでに移転しているので旧サイト上のこのページ群は近々消滅するかも。

 ネタ元:株式会社ウェディングGppgleに圧力、悪徳商法マニアックス潰すニュー速@2ch


 Googleで「株式会社ウェディング」を検索するとウ社を絶賛しているサイト群(@同一サーバー)は上位20位以内にいくつあるか、その順位・占有数を定期チェックするページが登場した(リンクは自粛)(*)。“宣伝効果”を第三者に客観的に記録してもらえるなんてウ社は大喜びであろー。
 (9日21時現在、20位以内に12サイト。占有数は徐々に落ちている。)


(*) 追記 (03-18)
 サーバーの運用状況がよくわからんのでリンクは見送ったのだが、現在もワッチを継続されているのでページ最下部の参照リンクに入れておく。


 2004-03-18  経緯メモ

 2月上旬以降もいろいろと動きあり。事態を見守り意見表明したり詳細に推移を記録し検証を重ねるサイトが多数登場しており、私としては特に付け加えるべき情報も意見もない。以下に、1月下旬からの主な動きをメモし(日付は一部不正確かも)、ページ最下部に情報集積度の高いサイトのリンクを加えておく。

 事実経過を正確に把握したい方は下のメモは読み飛ばして、悪マニのトピックス株式会社ウェディング観測所@はてなダイアリーを読むことを強くお勧めする。

主な動き

??/??
(1月下旬〜2月初頭)株式会社ウェディング(以下「ウ社」)が悪マニ内に保存されている京都新聞の記事(京都府警警部補が収賄容疑で逮捕、贈賄容疑はウ社)の削除をプロバイダ(BIG-NET)に対し要請。(悪の最新情報
1/29
ウ社匿名掲示板(仮)の管理人・仮氏に6000万円の損害賠償を求める通知書を送付。(2/2、悪マニ掲示板にて報告あり
??/??
theoria氏2月5日の日記に対して何者かが削除を要請。当該箇所は、Internet Archiveに保存されている京都新聞の記事「京都府警警部補を収賄容疑で逮捕」(1991.1.21)へのリンクと記事の引用部分。(2/28のtheoria氏の日記

謎の削除要請者(たぶんウ社であろう)ははてなに対し、「東京地裁 昭和62年11月20日判決」、「東京高裁 平成元年9月5日判決」の二つの判例を法的根拠として提示。ちなみにウ社はBIG-NETへの削除要請ではもう一つ、「大分地裁豊後高田支部昭和62年3月11日判決」も挙げている。

2/07
まとめページ(リンク集)「ウェディングに賭けろ!」が登場。
2/10
ウ社の勧誘方法の弱点を指摘しクーリングオフの回避方法をアドバイスしていた(違法な勧誘である可能性を婉曲に指摘していた)行政書士ラッキー☆齋藤氏のページ「すごいよ 株式会社ウェディングさん」が白紙状態となる。
2/12
「すごいよ 株式会社ウェディングさん」にページ内容を削除した理由が掲示される(ウ社から電話があり、違法・不当な勧誘はしていないと告げられたため自主削除したとのこと)。トップページからこのページへのリンクは切られている。
2/??
はてなキーワードに「ウ社」が登録される。
2/??
2月中旬、Googleの検索結果表示に大変動。ウ社を絶賛するサイト(@同一サーバー)が上位から一斉に姿を消す。Googleがアルゴリズムを変更したためらしい。“サーチエンジン・スパム”と見なされページランクが下がった?
2/16
ウ社が匿名掲示板(仮)の管理人・仮氏を提訴(6000万円の損害賠償請求)。(2/28、悪マニ掲示板にて報告あり
2/19
京都府五条警察署がプロバイダ(BIG-NET)に対しBeyond氏(悪マニ管理人)の個人情報を照会。
2/20
ウ社が宣伝文句で謳う「国際特許」に対し疑義が提示される(悪の最新情報悪マニ掲示板(3/4))。これはネット各所で話題となり、ほどなくウ社公式ページの一部から記述の一部(*)が削除された。
(*) 新サイト@vgの「国際特許(34269-01)を取得」という記述は書き換えられ番号が消えた。同じくvgドメインのロイヤル・グロー・ダイヤモンドからもこの番号は削除されたがリヴァレンス・ダイヤモンドの説明文中の「国際特許(80351-02)」やサポートBBSの管理人投稿(No.6)内の「(ヨーロッパ34269‐01号、日本1180242号等)」はそのまま残っている。
2/23
京都府五条警察署の照会に対し、はてながBeyond氏の個人情報を開示(Beyond氏ははてなのアカウントも所持している)。Beyond氏は、五条署による「照会」には法的拘束力がないことと規約の不備を指摘。
2/26
はてなが規約を改定。第4条(プライバシー)2項(ユーザーの個人情報の収集・分析・開示)のiiiに「または関係官庁の要請があった場合(捜索差押令状による捜索差押、捜査事項照会書を含みますがこれに限られません)」なる文言を追加。
2/29
匿名掲示板(仮)への(ホスト名での)接続が不能になる(名前解決の不具合)。
3/02
はてなが一部キーワードの編集不可措置を解除。白紙状態だったキーワード「株式会社ウェディング」が復活(記述は無内容だが言及リンク集的に機能)。
3/04
はてなが規約を改定。第4条2項iiiに「消費者センター、弁護士会等の公的機関から正当な理由に基づき照会を受けた場合」なる文言を追加。
3/04
2ちゃんねるで謎の文書が発掘される。どこかの大学の就職課の内部資料?
 → 過去2,3年間の問題企業一覧
3/08
 悪質商法への規制強化 経産省が特定商取法改正案 (共同通信)
 悪質商法では、(略)「点検商法」や、電話で若者を誘い出し、商品を売りつける「アポイントメントセールス」などの苦情相談がここ数年急増している。
 改正案は、点検商法対策として訪問販売の際は、業者に販売目的であることの明示を義務づけるほか、アポイントメントセールス対策として、個室などに誘い込んでの勧誘を禁止。商品の価格や性能など重要事実を故意に告げない場合は、新たに2年以下の懲役または300万円以下の罰金などの罰則を適用する。
3/09
はてながはてな情報削除ガイドラインを改定。追加された項目の文言を見るとtheoria氏の日記に対する削除要請の一件と関係があるように思えるがよくわからない。
3/09
「SPA!」3月16日号がネット犯罪&トラブル特集で「企業vs個人」という切り口からこの件を記事にした。Google、ウ社(記事では伏字の「W社」)、Beyond氏(悪マニ管理人)への取材あり。
 営利企業とはいえ「Google」はネット社会のインフラ的な存在。今回のケースがそうだとは言わないが、万が一、企業などの削除要請に安易に応えるようであれば、企業にとって都合のいいサイトしか検索できなくなるし、私たちユーザー個人の表現する場が奪われかねない。

出典:「SPA!」3月16日号、p.47

3/10
「噂の真相」4月号の「マルチメディア」欄がこの件を取り上げた。Googleで「悪徳商法」を検索しても有名サイト悪マニが出てこない現状を紹介し、
(略)問題視された会社がグーグル日本法人に圧力をかけたのが原因。これを村八分ならぬグーグル八分と呼ぶ。グーグルで上位に出ないとネットにないも同然といわれる現在、言論表現の自由の圧殺に加担するがごときグーグル日本法人の弱腰に非難の声も。

出典:「噂の真相」4月号、p.117

という短い記事。

両誌の言にはまったく同感。ただ、事態は次のステージに進んでいる。記事の鮮度に不満あり。「噂の真相」は月刊誌だからタイムラグは仕方ないのだが。それはそれとして、両誌ともにウ社の名前を出せぬとは情けない。ネットではその「弱腰」に「非難の声」も上がっている。

3/10
京都府五条警察署が匿名掲示板(仮)の管理人・仮氏宅とプロバイダを家宅捜索しサーバーを押収、匿名掲示板(仮)が消滅。

雑感

 京都府五条警察署の動きが気になる。職務に励むのは結構だが、五条署は誰のために働いているのだろうか?

メモ

 Googleで「株式会社ウェディング」を検索すると2月17日には約7,470件、2月29日には約8,880件、3月14日には約9,210件とヒット数増加が続いていたが、3月18日夕方には約8,170件に落ちた。峠を越えたのか、これは踊り場で今後さらに増えてゆくのか?

余談

 2月中旬、Googleで株式会社ウェディングを検索すると「インパクを笑え!」が100位以内に登場していてビックリ。盗作作家・田口ランディがすっかり凋落して動きがないから、たつし氏、退屈してたのかも(笑)。



2004-04-05 100億円企業vs個人

 昨日、悪徳商法?マニアックスの管理人Beyond氏が株式会社ウェディングとの戦いに備えて実名を公表した。支援団体「ウェディング問題を考える会」も結成された。やじうまwatchも取り上げている。「100億円企業と一個人の戦い」はいよいよ目の離せない展開となってきた。

 不都合な情報をWEBから消すために企業がサーチエンジンに圧力をかけて検索結果表示から特定サイトを排除してしまう、などという無茶な“IT新手法”(*)は許すべきではない。警察を手下のように使ってサーバー没収し言論封殺するなどもってのほかである。Beyond氏には頑張ってもらいたい。

(*) “IT新手法”といっても、まっとうな企業ならこんな無法な情報操作はしない、する必要もないはずだが。

 (この項06日アップロード)


2004-04-19 「考える会」総会にウ社幹部が

 17日に「ウェディング問題を考える会」の第1回総会が開かれた。ウ社の重役(宣伝担当)が壇上に上がり参加者を驚かせたそうな。ウ社は匿名掲示板(仮)の管理人(=悪マニ管理人)Beyond氏に対する民事の訴訟をすでに取り下げているが、刑事についても速やかに取り下げる方針らしい。

 訴訟に関してはBeyond氏の不戦勝となりそうだが、Google八分やはてなに対する圧力、ウ社を絶賛する謎なサイト群の件などまだ問題は何も片付いていない。もうしばらくワッチするつもり。(ただし、有力な監視サイトが多数登場しているので、私はもうこの件については書かないかも。)

*  *  *

 ハマスの新指導者は匿名。誰か特定できないと殺せない。イスラエルの次の一手は「ハマスを名誉毀損で告訴」だな。京都で。京都府警五条署ならすぐに各方面に圧力をかけて匿名指導者の正体を突き止めてくれるであろー。中東問題になぜ京都府警が? うるさい! 理屈じゃないんだ!(by 京都府警の刑事)

 ちと不吉な冗談であった。鶴亀鶴亀。「理屈じゃない!」というのは家宅捜索時に刑事がBeyond氏に向かって吐いた言葉。上の「考える会」第1回総会のレポ参照。



   参照リンク

 (4月26日現在稼動中のもの)



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