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2001-10-09 ジオシティーズの規約改訂 |
当サイトがお世話になっている スラッシュドット ジャパンには、 「Nowakeによると、ジオシティーズ上のコンテンツはなんと、実質的に運営元のYahoo!のモノになってしまうそうだ。10月15日から有効になる新しい規約をよく読むと、アップロードした時点でコンテンツに関するモロモロな権利を無条件にYahooに認めるだけでなく、著作人格権をも行使してはいけない。つまり、苦労して作ったモノを盗まれても文句は言えないのだ」 という、意図的に筆を滑らせたと思われる刺激的な表現の投稿が掲載されている。 (10/6、関連スレッドはジオシティーズが新規約で利用者のコンテンツを横取り) 今は時間がないので私見は省略(ゲストブックにちょびっと書いた)。興味のある方は上に挙げたサイトを参照されたし。(備忘→ ゲストブックでの私の返事)
参照サイト
追記
文章を修正&補足(スラッシュドット・ジャパンの記事は投稿、など)。(10-09午後)
ゲストブックでの私の返事へのリンクを追加。(10-15)
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2001-10-10 ジオシティーズの規約改訂2 (10-12追記) |
昨日の項で「ジオシティーズ(ヤフー)に対する不信&不審の輪が広がりつつある」と書いたが、ジオシティーズは9日、この件に関する公式見解をインフォメーションセンターに掲示した。また新たに著作権に関するQ&Aが作成され、インフォメーションセンターからリンクが張られている。→ ジオシティーズに関する著作権の取り扱いについての考え方 この公式見解は、「従来からYahoo! JAPANの利用規約はジオシティーズを含む全てのサービスに適用されていました」としている。ジオシティーズがヤフーに合併された時点で自動的にジオシティーズのユーザーは著作者人格権の行使を放棄させられていた? んなバカな(笑)。 他にもいろいろ疑問はあるが(Q&Aが焦点の一つ「著作者人格権」に言及していないことなど)、多忙につき割愛。 独り言:本質的にも現実問題としても「同じ」ではあるが、文言そのものは、ヤフーの規約はNステのメルマガの規約よりはマシである。(→7月18日の雑談:メルマガの規約) 追記 ジオシティーズの公式見解発表は10日、インプレスでも取り上げられたが記事は「著作者人格権の行使の放棄」について一切ふれていない。(10-12)
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2001-10-14 ジオシティーズの規約改訂3(私見) |
明日15日からジオシティーズのガイドライン(規約)が改訂となる。
そもそもジオは「甲は乙にWEBスペースを貸与する、乙は各ページ上に甲が指定した広告を掲載する」という条件で成約するサービスであった。それを、吸収合併で運営主体が移転したという事情があるにせよ、「甲は乙のコンテンツを無償で利用する権利を有する」という明らかに性格の異なる新たな条件を、充分な告知もせずに(*)
規約に追加するというのは納得できるやり方ではない。
(*)
インフォメーションセンターに10/1付で告知文が掲載されているがユーザーへのメールでの告知は行なわれていない。告知は「大幅な内容の変更を伴うものではありません」としているが、今回の改訂はビジネスモデルの転換さえ窺わせる「大幅な変更」である。このような重要な改訂を不充分な告知と曖昧な文面で済ませようとするジオ(ヤフー)の姿勢には問題がある。
著作権を完全に留保しておきたい(ジオ(ヤフー)にこういう形で利用許諾を与える気はない)というユーザーはジオ(ヤフー)から退去するしかない。 うちは当面、ジオに留まることにする。告知の仕方などに不満は残るが、ユーザーが新ガイドラインで不利益をこうむる可能性は低いと思う。ジオ(ヤフー)が公序良俗に反するようなやり方(著作者の名誉・声望・利益を著しく損なう等)でユーザー・コンテンツを利用したりすれば、ガイドライン(規約)にどんな規定を定めていようが世間的にも法的にもジオ(ヤフー)が痛い目にあうだけである。 (独り言:引越しはめんどくさい。移転先探すのも面倒だ。) |
問題点指摘、抗議サイト現時点(2005-01-02)でYahoo!geocitiesに残っているサイト |